1月のドライスキンを乗り切る | 美容トピックス

1月は、1年の中でももっとも気温が低い季節で、空気も乾燥しています。

1月は1年を通して、気温・湿度とも最低になる時で、肌にとってはもっとも過酷な時期とも言えます。

だからこそ、特に肌のケアが重要になってくる季節でもあるのです。

いろいろ気をつけたい1月

外気温、湿度が下がってくると、肌の水分量も減ってきます。

1月は肌の水分量が年間でも最も少なくなる時期でもあるのです。

美容面でも1月は、肌の乾燥・冷え・寒暖差と、肌のバリア機能低下による肌あれ、シワ、くすみなど気をつけなければいけない要素がたくさんあります。

1月に多いドライスキン

乾燥肌(ドライスキン)は、皮膚の角層と呼ばれる部分の水分量が低下して、肌が乾燥した状態をいいます。

通常、肌にはNMF(天然保湿因子)があり、角層では10~20%の水分を含んでいます。

冬、肌がカサカサになっている状態は、この肌の水分量が10%を切っているような状態です。

角層からの水分の蒸発を防いでいるのが、角層にあるNMF(天然保湿因子)や、セラミドを中心とした細胞間脂質、皮膚の表面に分泌される皮脂からつくられる皮脂膜です。

従って、保湿作用があるセラミドを中心とした化粧品で、肌をしっかりと保湿ケアしてあげることが重要になってきます。

ドライスキンなどで痒みなどの症状が出やすいところは、角層が薄く露出していて、外侮の刺激を受けやすい目の周り、頬、唇周り、手の甲などになります。

またそれほど露出していないまでも、ドライスキンの症状が出やすい場所として、もともと皮脂の分泌が少ない、肘・膝・すね・かかとなどがあります。

そういえば、よく足のすねがかゆくなったりするんだよなというような場合は、水分が足りていないのかもしれません。

1月のドライスキン対策

ドライスキン対策としては、洗顔や入浴で顔や体を洗いすぎて、肌のバリア機能を低下させないことが重要になってきます。

保湿という点では、セラミドなどの保湿成分を配合した保湿化粧品、化粧水や保湿クリームなどで自分の肌に合うものを見つけ、十分な量をしっかりと使って保湿ケアをすることです。

外出時には紫外線のダメージから肌を守るために、サンスクリーンを利用したり、室内では乾燥を防ぐために加湿器などを用いたりすると良いでしょう。

ドライスキンになると、痒みを伴い湿疹が慢性的にできるアトピー性皮膚炎のようになる人がいますが、この場合は、皮脂が不足してセラミドも少なくなっているので、痒みをとめしっかりセラミドを含む化粧品などで保湿すると良いでしょう。

手荒れをする場合は、石鹸やシャンプーで手に刺激が加わることも影響しているので、手袋をしたり、刺激が弱い石鹸に変えるなどの工夫が必要になってくるかもしれません。

腕や脚、膝やすねが乾燥する人は乾皮症で、加齢とともにセラミドが減少してきていて、皮脂欠乏状態の場合も考えられますので、しっかりとセラミド配合化粧品などで保湿することが大切になってきます。

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