同じ人間なのに、太りやすい人太りにくい人がいます。
テレビで大食いタレントというとギャル曽根さんを思い出しますが、一般の人からみるとこんなによく食べれるなというほど食べてしまいます。
もちろんテレビ用で大食いしていて日常的に10人前も20人前も食べているわけではないでしょうが、それにしても彼女はそんなに太っていません。

実際に、同じもの同じ量食べていても、しかも同じように活動していてもいつの間にか体重に差がついてしまうものです。
ちょっとしか食べていないのにすぐに太ってしまう人は、いくら食べても太らない人のことを羨ましく思うかもしれません。

太りやすい人、太りにくい人、その原因は

太りやすいか太りにくいかというのは、腸内環境つまり腸内フローラが大きく影響していると言われています。
私たち人間の腸内には多くの腸内細菌がいて、大きく善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができます。
よく善玉菌:悪玉菌:日和見菌 = 2:1:7 が理想的なバランスと言われています。
この中で一番多い日和見菌ですが、善玉菌を応援したり、悪玉菌を応援したりしますが、この日和見菌はさらに、フィルミクテス門とバクテロイデス門という2グループに分けることができます。

実は、フィルミクテス門は太った人の腸内に多く存在していて、バクテロイデス門はやせている人の腸内に多く存在していることがわかっています。

つまり、あまり食べていないのにすぐ太ってしまう人は、腸内がフィルミクス門が多い腸内フローラになっていることから、フィルミクス門はデブ菌と呼ばれたりします。
一方、たくさん食べても太らない人は、腸内がバクテロイデス門が多い腸内フローラになっていることから、バクテロイデス門はヤセ菌と呼ばれたりします。

デブ菌 = フィルミクス門
ヤセ菌 = バクテロイデス門

なぜデブ菌だと太りやすく、ヤセ菌だと太りにくいのか

デブ菌(フィルミクス門)は、悪玉菌に加担しやすい性質をもっていて、糖類を代謝する遺伝子を持つものが多くなっています。
どういうことかというと、食べたものから多くのエネルギーを取り立てる働きがあるため、少しの食べ物からでも大量のエネルギーを作ってしまい、大量に作られたエネルギーが使われずに余ると、それが脂肪に変えられて蓄積され太ってしまうのです。

ヤセ菌(バクッテロイデス門)は、善玉菌に加担しやすい性質をもっていて、食べたものから多くのエネルギーを取り立てるというようなことはありません。むしろ栄養吸収の効率が悪いので、たくさん食べてもエネルギーにならず、脂肪が蓄積されにくくなっているのです。

実は、デブ菌が多いかヤセ菌が多いかは食生活が影響

なんだ、デブ菌やヤセ菌が多いのって産まれつきなのかな。それじゃデブ菌が多い人は諦めるしかないのね。。。
と思うかもしれませんが、ちょっと待った!です。

デブ菌が多いか、ヤセ菌が多いかは、その人の食生活に大きく左右されるのです、
炭水化物・肉料理・揚げ物を多くとる人、高カロリーで食物繊維が少ない食生活をしていると、デブ菌であるフィルミクテス門が多くなってきます。
野菜や果物などを中心として低カロリーで食物繊維が豊富な食生活をしていると、ヤセ菌であるバクテロイデス門が多くなってきます。

太りにくい体になるためには

ここまで説明したので、もうおわかりかと思いますが、最後に念のため、太りにくい体になるため、つまりデブ菌を減らして、ヤセ菌を増やすためには食生活が重要です。
炭水化物や甘いものの摂取を減らして、食物繊維たっぷりの食事を心がけると良いでしょう。