人工甘味料を使っても血糖値には影響せずも摂りすぎ注意 | 健康トピックス

人工甘味料というと、甘味は砂糖よりも強く、ノンカロリーというもので、血糖値を上げないということで糖尿病や血糖が高めの人に人気の食品添加物になっています。

砂糖の代替品として、飲料や菓子などに広く用いられています。

人工甘味料は血糖値に影響しないのか

アスパルテームサッカリンといった人工甘味料は、カロリーにならないし、砂糖とは違うから、いくら摂取しても血糖もあがらないというイメージがあります。

しかし、米国のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校食品栄養科学部が29件のランダム化比較試験(RCT)を対象に行ったメタ解析では、血糖値が気になる場合でも人工甘味料の摂取は安全だと言えるが、だからといって人工甘味料入りの飲料や食品を好きなだけ食べてよいということにはならないという結論が出ています。

参考
May 15, 2018, European Journal of Clinical Nutrition

人工甘味料は血糖値に影響しないのか

メタ解析では、アスパルテーム、サッカリン、ステビオール配糖体、スクラロースの4種類の人工甘味料について調べれていますが、いずれを摂取しても血糖値にはベースライン時から上昇はみられず、人工甘味料が血糖値には影響しないという結果になり、さらにこの4種類の人工甘味料の間で血糖値への影響に差はみられていません。

直接的な影響はないけれど

直接的な影響とすれば、人工甘味料は血糖値の上昇にはほとんど影響を与えないということがわかりましたが、甘味が砂糖よりも強く、ついつい摂りすぎてしまうと、舌が甘味に慣れてしまい、より強い甘味を求めるようになってしまいます。

その結果、結果的に甘味を欲するようになってしまいます。
そのことから、いくら人工甘味料を使った飲料や食品が血糖値を上昇させないからといっても、好きなだけ食べてよいということにはならないのです。

気をつけたいノンシュガー・砂糖不使用

食品の表示で気をつけたいのが、『ノンシュガー』『砂糖不使用』です。
紛らわしいのでまとめておきます。

ノンシュガー・シュガーレス・糖類ゼロ・無糖

ノンシュガーは、食品100g又は100mL中に、ブドウ糖や果糖といった単糖類、またはショ糖(砂糖)や乳糖、麦芽糖といった二糖類が0.5mg未満しか入っていないということになります。

砂糖不使用

加工する時に砂糖を使っていないということです。
しかも砂糖を使っていないということだけなので、ショ糖(砂糖)は使っていませんが、ブドウ糖や果糖、乳糖や麦芽糖などは使っているかもしれません。

糖質ゼロ

単糖類と二糖類つまり糖類以外にも、糖アルコールや人工甘味料、多糖類についても、食品100g又は100mL中に0.5mg未満しか入っていないということになります。

糖質制限のダイエットをするのであれば、糖質ゼロのものを選ぶようにします。