指紋は全く同じ人はいないと言われています。
本当なのでしょうか。

指紋の正体とは

指紋といえば、よく刑事ドラマなどにも出てくる指紋照合のように犯罪捜査に使われます。
またパソコンのパスワードの代わりになる本人認証システムなどにも応用されています。
誰の指先にもある渦を巻いている指紋ですが、世界中に同じ指紋は1つとしてないと言われていることから、犯罪における犯人の特定や本人確認などに広く用いられています。

見た目の指紋の消し方

例えば、紙に触ったとすると、そこでついた指紋は状況によっては何十年も残ったりします。
薄い指紋であれば、ティッシュペーパーなどの柔らかい髪でふき取ると消えることがありますが、濃い指紋となれば消すことができません。

紙についた濃い指紋を消すのは不可能といってもいいのかもしれません。

鏡やドアノブについてしまった指紋は、薄いものなら柔らかい布で拭き取ると消えてしまいますが、べっとりとついたものだと拭き取っても難しいでしょう。
そういうときは、アルカリ性の洗剤を使えば、落とすことができます。
市販のガラス用の清掃スプレーでも落ちますし、1カップのお湯に大サジ1杯の重曹を溶かしたものをタオルに含ませて絞ったもので拭くと綺麗に落ちます。そのあと仕上げに水拭きでもしておけば完璧でしょう。

実際には残っている指紋

紙や鏡、金属に付着した指紋の落とし方はいろいろありますが、見た目は消すことができますが、全ての指紋を完全に拭き取るのは至難の業です。
刑事ドラマなどで犯人がハンカチや布で指紋を拭き取っているシーンがありますが、実際には長い間風雨にさらされるとかしない限り、検出されてしまう可能性が大でしょう。

服に着いた指紋なら洗濯、紙についた指紋なら燃やしてしまうというようなことでもしない限り、指紋が検出されてしまう可能性があります。

意識して指紋を拭きとっても、わずかでも指紋が残っていることが多いので、指紋は犯罪捜査の有力な手掛かりになるのです。

指紋とはそもそも何か

指紋は、指の汗腺の出口が盛り上がってできたものです。汗腺の出口が盛り上がり、それがつながって指紋になっています、
指紋には、渦巻きや円を描いている形である「渦状紋」、同じ方向から出てまた同じ方向へ戻る形の「蹄状紋」、片方から出て反対方向へ向かう形の「弓状紋」という3つの基本形があります。

どの指にどういったタイプの指紋ができるかのパターンは遺伝子が直接コントロールしているわけではありませんし、子宮内での胎児の位置や羊膜に触れているかどうかや、羊水の濃度成分などによっても指紋はわかってくるのではないかと考えられています。

だからこそ、DNAが同じ一卵性双生児でも指紋は同一ではないのです。

指紋が全く同じ人間はいるのか
一卵性双生児でも違うくらいですから、指紋が全く同じ人間というのはいないでしょう。
同一の指紋が出現する確率は『870億分の1』と言われています。
http://www.ntv.co.jp/kanshiki/file/01/text.html