鍋料理の名脇役といえば冬野菜の白菜ですが、白菜はその部位によっていろいろな味わいがあります。
白菜の部位別の上手な利用法とともに、効能や保存方法についてもまとめてみました。
外葉&芯
水に入れ、旨味成分が出やすいように少し塩を加え、中火30分で極ウマだしと使うと良いでしょう。
葉元
4つの切り方で水分コントロールするのがポイントです。
白菜は繊維にそって水の通り道もあるので、みずみずしさを味わうには繊維に沿って縦に切るのが良いし、白菜の水分を多く出したい場合は繊維に対して直角に横に切ると良い。
縦切り
縦切りは、水分を閉じ込める切り方で、白菜ジュースを閉じ込めます。
縦切りにした白菜は炒めるのがオススメの調理法です。
横切り
横切りは、水分が出やすい切り方で、白菜ジュースを出していきます。
横切りにした白菜は煮込みがオススメの調理法です。
そぎ切り
そぎ切りは、水分が出やすい切り方で、白菜ジュースを出していきます。
そぎ切りにした白菜は煮るのがオススメ調理法です。
厚みがある白菜の葉元は鍋の中でやぼったい感じになりますが、そぎ切りだと食感も良くなります。
くし切り
くし切りは、水分を閉じ込める切り方で、白菜ジュースを閉じ込めます。
くし切りにした白菜は蒸し煮がオススメの調理法です。
葉先
葉先は、お好み焼きにするのがオススメです。
また生野菜サラダにもオススメで、ちぎってサラダにいれると食感も良くなります。
中心部分(菜芯)
白菜の中心部分は、刺身と合わせると、繊維が柔らかいので刺身と食べた時、歯ざわりが一緒になり相性が良いのでオススメです。
うまみがアップする技
白菜は、3時間天日干しすると美味しくいだたけます。
3時間の天日干しで、グルタミン酸が2.2倍アップします。
白菜の効能
白菜は高血圧やがん予防に役立つ冬野菜です。
白菜は水分が多い野菜で、カリウムもたっぷり含まれているので、利尿作用が期待できることから、体内の余分な塩分を輩出してくれます。
したがって、高血圧の人にオススメでむくみの改善も期待できます。
外葉と芯の部分はビタミンCが多く含まれている部分ですが、水にさらすと水に出て行ってしまいますので、極うまダシのスープや矢部として汁ごと食べるのがオススメです。
イソチオシアネートという抗酸化成分が含まれているので、がん予防や老化防止の効果も期待できます。
食物繊維が多く腹持ちも良いうえに、低エネルギーなのでダイエットにもオススメです。
白菜の保存方法
白菜の保存方法は、芯をとってからラップで包み野菜室で保存するのがオススメです。