日本にも欧米文化が入ってきて、食生活も甘いものや脂っこいもの、乳製品、肉類の摂取が多くなり、しかも大食の傾向になってきました。
そのせいで食べ過ぎの人も増え、そうしたことも反映してか、目の病気も欧米化して、黄斑変性症も増えてきたとも言われています。
目の生活習慣病
黄斑変性症は、手術などで一時的に症状が改善しても、再発することもしばしばあります。
その大きな原因は、生活習慣が改善されていないことにあります。
黄斑変性症に限らず、糖尿病網膜症、白内障、緑内障も、目の生活習慣病ととらえられる一面があります。
つまり、目の健康を維持し、疾病の予防・回復において、生活習慣が非常に重要になってきます。
目に良い食生活
目の健康に関していうと、玄米菜食を中心にしていくのがオススメです。
主食は、未精製の白の穀類で、未精白のパン、ソバの実、雑穀などがお薦めです。
副食は、野菜、豆類、魚を中心にして、栄養バランスをきちんと取っていくことです。
オススメのバランスの割合としては、穀類などの主食が5、野菜が3、魚など動物性蛋白が1、豆腐や納豆などを含む植物性蛋白質が1といった感じになります。
逆に、目の健康を考えた場合、精製された白米、精白パン、精白麺類、肉類、ハムやソーセージなどの肉の加工品、練り物などは控えめにしたほうが良いでしょう。
ジュースやコーラなど糖分が多い飲料も控えたほうが良いでしょう。
フルーツ類、油は最小限にとどめることがオススメです。
タバコはもう論外です。言うまでもなく目には悪いので、できればすぐにでも止めることがオススメです。
もちろん肉類を食べるなとか、果物はやめろということではなく、こうしたことを頭に入れて、少しずつ軸足変えていくと良いでしょう。
食生活を無理して、それがストレスになってしまうようでは元も子もありません。
発芽玄米ジュースで腹八分目
よく食習慣のことを言われて、極端なダイエットに走ったり、逆にそんなこと急に言われてもいきなり食事を減らすなんて無理という人もいます。
まずは、間食や夜食を止めることから始めると良いと思います。
これに慣れてきたら、今度は腹八分目を目安にしていくと良いでしょう。
朝食に発芽玄米ジュースを飲むのもおすすめです。
大さじ2(約20g)の発芽玄米をよく洗い、水気を切ってからミキサーに入れます。
水を180mL用意し、発芽玄米にかぶさる程度の分だけをミキサーに入れてから5分程度回します。
さらに残りの水を加えて再びミキサーを1分程度回して出来上がりです。
面倒な人は、青汁もオススメです。