背骨・肩に効く簡単ヨガポーズ(ほかけ船のポーズ&猫のポーズ) | 健康トピックス

背骨は体の中でも重要なまさにバックボーンですが、この背骨をストレッチしてやることによって、自律神経が整いやすくなります。

そして自律神経が司っている肺・心臓・胃腸などの臓器の働きもよくなっていきます。
いつも猫背で背中が丸まった状態の姿勢が続いていると、背骨が圧迫され、交感神経優位な状態となってしまい、ストレスが溜まりやすくなります。

これをリラックスさせるには、背骨の周りの筋肉をほどよい刺激でストレッチをして、副交感神経が優位になるようにすることが大切です。

肩こり・腰痛対策にオススメの猫のポーズ

肩こりや腰痛対策に効果的な、猫のポーズをご紹介します。
猫のポーズをすると、喉、胸、お腹がじんわりと伸ばされます。

①まずは、四つん這いになります。
手は肩幅、足は腰幅で四つん這いになります。

②四つん這いになったら、思いきり背中を上に引き上げていきます。
このとき、首は楽くにします。そして、その体勢で深呼吸を5回します。
背中が伸ばされることで、脊柱起立筋、僧帽筋、広背筋がストレッチされるので、肩こりや腰痛のストレッチになります。

③次に無理しない範囲で、今度は背中をしならせます。
このとき、視線はナナメ上を向き、深呼吸を5回繰り返します。
身体を反ることによって、背中とは逆のお腹側、喉・胸・お腹の筋肉がじんわりとストレッチされます。

猫のポーズの応用篇

猫のポーズで、余裕がある人は、膝を直角に曲げ、お尻は高いままで、できればアゴまたは額をつけます。

手と手の間は肩幅のままで、肘から床につけるようにします。
胸もできるだけ床に近づけて深呼吸をします。

首・肩・背中のこりだけでなく、頭痛にもオススメのほかけ船のポーズ

首や肩、背中のこりにオススメのほかけ船のポーズをご紹介します。
椅子があれば、どこでもできるので、デスクワークの合間などにもオススメです。
また頭痛の予防にもつながります。

座ってできるので、トイレの便器でも行えるので、本当にちょっとした隙間時間で行えます。

①まずは、椅子に浅く座り、両足を適度に開きます。
そして両手はクロスして椅子のヘリをつかむようにします。
両手をクロスすることで、肩甲骨が固定されるので、背中を気持ちよく伸ばしやすくなります。

②頭を下げ、背中を丸めていきながら、ゆっくりと体をうしろに倒していき、背中を伸ばして20秒ほど深呼吸します。
この時、目線は手元を真上から覗き込むような形になります。
背中がじわじわ伸ばされるので、僧帽筋、菱形筋、頭板状筋のストレッチになり、肩こりにじわじわと効いてきます。

③体を元の体制に戻したら、今度はあごで鎖骨をなぞるように、スローモーションで首を左右に5回振ります。
背中を上に引き上げて深呼吸5回、背中をしならせて深呼吸5回を、3回から5回ほど繰り返します。

最新情報をチェックしよう!