血管力を高め、血管を守ってくれるEPA | 健康トピックス

血管は、歳を重ねるとともにかたく柔軟性がなくなっていき、動脈硬化になりやすくなっていきます。
『血管力』は、血管をいつまでも若々しく保っていくために必要です。

血管が脆いと、動脈硬化になり、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中にもつながってしまいます。

血管力をチェック

『血管力』は、池谷医院院長であり医学博士でもある池谷敏郎医師が提唱している言葉で、血管全体がしなやかさを保ち、その内壁はなめらかで血液をスムーズに循環させることができる力ということになっています。

まずは血管力をチェックしていきましょう。
次の17項目の中で当てはまるものをチェックしてください。

1.肉が好きで魚はあまり食べない
2.野菜はあまり好きでない、もしくは食べない
3.何にでも醤油・ソースをかけたり、ラーメンはスープまで飲み干す(濃い味つけが好み)
4.食事の回数や時間は不規則なことが多い
5.食事はまずは米(ごはん)に手が伸びる
6.10分以内で食べ終わってしまう。(食事のスピードが速い)
7.ストレスがたまると暴飲暴食をしてしまう
8.二日酔いになるまで酒を飲むことがある
9.運動する時間はあまりない。(ちょっとした外出にも車を利用)
10.入浴はほとんどシャワーですませている
11.夜更かしすることが多く、就寝時間や起床時間は不規則になりがち
12.睡眠時間は5時間以下
13.夜、ぐっすりと眠れない(眠りが浅く、夜中に目が覚めることが多い)
14.タバコをやめられない
15.完璧主義で仕事をきっちりやらないと気が済まない
16.せっかちで時間にうるさい
17.いつも仕事に追われている。

チェック判定

チェックの結果、次のようになっています。

チェックの数が7個以下だった人 = 青信号
チェックの数が少ないほど、血管力が高いと言えます。

チェックの数が8~11個だった人 = 黄信号
血管は年相応といった感じです。油断禁物

チェックの数が12個以上だった人 = 赤信号
心筋梗塞や脳卒中などのリスクがあり要注意です。血管力を高める生活習慣を心がけましょう。

血管力をアップさせるEPA

血管力をアップさせる優秀な食材がEPA(エイコサペンタエン酸)です。

血管の炎症を抑えるほかにも、血小板の凝集を抑制する作用などもあり、動脈硬化の進行予防に役立ちます。
その他EPAには、中性脂肪の値を下げることによって体内の脂質代謝異常を改善(トリグリセリドやVLDLの合成が抑制)し、LDLコレステロールを下げます。

また血管の弾力性を維持し、血管内皮細胞の機能を改善する作用があるので、血管力を高めるのに役立ちます。

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