タバコは勉強効率・仕事効率を格段に下げるもの | 賢脳トピックス

タバコの話をするたびに、なんであんな百害あって一利なし、健康は害するは、周りの人の健康も副流煙で害するは、おまけに脳にとっても悪影響ばかりというものを多くの先進国が放置し、販売を認めているところに非常に疑問を感じていしまうわけですが、今回は、タバコを吸う事で、勉強効率や仕事効率を格段に落としてしまうというお話をしたいと思います。

こんなこと言ってしまうと、愛煙家やタバコメーカーからクレームをつけられそうですが、分煙・禁煙が進むなか、禁煙人口も圧倒的に増加し、もう世の中の大勢の流れは止められない状況にまできています。

喫煙による損失の大きさは計り知れない

まあ、法律で違法というように国がしてくれない限り、喫煙は合法的行為なのでどうしようもないわけですが、喫煙による損失は非常に大きなものです。

これは、社会にとってもよくないことです。

経済は、人々が働き、その生産性によっていかに効率よく仕事をしていくかで国も豊かになっていくものですが、もし仕事の効率が下がってしまうということになれば、ビジネスマンにとっては死活問題にもつながりかねません。

喫煙所でのコミュニケーションなんていうのはもう昔の話

喫煙が百害あって一利なしと言いましたが、愛煙家にとっては喫煙しているときが唯一リラックスできる時であったりします。

とはいえ喫煙というと、新幹線が全席禁煙になる前を思い出してしまいます。

禁煙車両から喫煙可能車両に移動すると、まるで別世界。車内には煙が立ちこみ、タバコ独特の臭いがし、今にして思えば、よくあんなものを走らせていたなと思うほどです。

喫煙は、個人のリラックスの他に、会社での喫煙室は、コミュニケーションの場にもなっていました。

そこでいろいろな社内情報を交換するといった人も多かったのかもしれませんが、新型コロナがでてきて、喫煙所での感染リスクが問題になり、なおさら喫煙所でもタバコが吸いづらくなってしまいました。

マスクしたままタバコは吸えませんし、タバコからでたいろいろな物質の粒子が、ウイルスとの相乗効果でさらに体に悪影響を及ぼすのではないかというようなことまで言われたりしています。

ともあれ、こういう時代になったのだから、今やもう禁煙する絶好のチャンスとも言えます。

タバコが脳に及ぼす悪影響

さて、ビジネスマンにとって、仕事の効率が落ちたり、勉強効率が落ちてしまうのは避けたいところです。

仕事がなかなか進まなくなったり、資格試験の勉強がうまくできなくなってしまうからです。

タバコを吸うと、ニコチンの血中濃度が30分後には半分、1時間後にはゼロになってしまい、そうすると依存性によりイライラしてきたり、ソワソワしてきてりという禁断症状が現れるようになります。

こうなってしまったら、集中力が格段に落ちてしまうので、仕事も勉強も効率が悪くなってしまいます。

また、ニコチンの禁断症状により、喫煙者は怒りぽいということを言われたりもします。

さらに、喫煙により、脳が酸欠状態になるることで学習能力も低下してしまいます。

加えて、脳内物質のドーパミンの分泌にも支障をきたしてしまいます。

ドーパミンは目標を達成したときなどに自然に分泌されますが、喫煙することによるタバコ刺激でドーパミンが常に出る習慣がついてしまうと、目標を達成してもドーパミンが自然に分泌されにくくなり、その結果、幸福の実感度も下がっていってしまうのです。

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