精油(エッセンシャルオイル)には、気分をリフレッシュしてくれる作用があります。
集中したい時のレモン
仕事がたまってしまって、やらなくちゃと思う気持ちはあるんだけど、どうも集中できないという経験はないでしょうか。
そして、そんな時に限って、気づいたら、なんか別のことをやっているということがあるものです。
明日までにやらなくちゃいけない宿題がある、明日までにプレゼンの資料を用意しておかなければならない、でもそんなとき、ちょっと休憩をいれてから、さてやろうと思っても、なかなかエンジンがかからず、ちょっとだけ気分転換にとパソコンでミニゲームをはじめてしまったり、スマホでネットサーフィンをしてしまったりで、気づくと時間が経過していたという経験がある人もいると思います。
そんな時は、まずは部屋の換気をしてから、フレッシュな空間の中でアロマを焚きます。
一段落したときに、休憩をはさんで新鮮な空気をたっぷりと吸って、体を動かすことは、脳に新鮮な空気を送り込み、脳の活性化にもつながります。
どうせなら、そこにエッセンシャルオイルを混ぜて、気分をよりリフレッシュしたいものですが、そんな時にお奨めなのがレモンです。
レモンは、ミカン科(chtrus属)、学名は Citrus limon で、モノテルペンとしてリモネンが60~705含まれています。
レモンは精油の宝庫
レモンには、130種以上の芳香成分があるとされていて、その他のレモンの製油成分としては、β-ピネン、γ-ピネン、α-ピネン、β-ミルセン、ザビネン、β-セビネン、ベルガモッチン、ベルガブテン、シトラールなどが含まれています。
レモンは、脳をアロマで刺激してリフレッシュさせてくれるので、冷静な判断や記憶力・集中力が必要とされる活動家の人にも人気が高く、頭がボーっとしている朝の気分転換などにも最適です。
スッキリリフレッシュといえばやはりペパーミント
スッキリリフレッシュ系の香りといえば、やはりペパーミントははずせないでしょう。
ペパーミントは、シソ科(Mentha属)で、学名はMentha piperitaになり、花と葉、根を除いた全草から水蒸気蒸留法などによって抽出されます。
ペパーミントの製油成分としては、有名なl-メントールが35~50%を占めていて、その他ケトン類である麺トン、プレゴン、1,8-シネオール、リモネン、メントフランなどがあります。
ペパーミントのエッセンシャルオイルは、心をリフレッシュし、頭をクリアにし、仕事や勉強のやる気を出していくのにオススメです。
その他、リフレッシュしてやる気をサポートしたいときにお奨めのアロマとしては、ローズマリー、バジル、ティートリー、グレープフルーツ、ベルガモット、ユーカリなどがあります。