創造性というものについて考える | 賢脳トピックス

あの人は創造性がある人だな、クリエイティブな人だなというときには、どのようなときに言われるのでしょうか。

既存の枠組みに捉われない物の考え方をするということも言えますが、ではどうしたら既存の枠組みに捉われないようになるのでしょうか。

既存の枠組みに捉われない創造性とは

創造性があるということには、条件があります。

創造性があるとしたものが、斬新さと意義を兼ねていてこそ、はじめて創造性があるものということになります。

創造されたものが、何らかの目的を持っていたり、役割を果たしていれば、それは世の役に立ったということになりますが、何の役にも立たなければ、それは創造性がある発明というよりは、無意味な発明ということになります。

もちろん、他人の成果をまねてみたところで、それは創造性があるとは言えません。

創造性の2つ思考の枠組み

創造性を考えたとき、2つの思考の枠組みに分類することができます。
1つが発散的思考で、もう1つが収束的思想です。

発散的思考

発散的思想とは、平たく言うと「ブレインストーミング」です。

こう言うと、聞いたことがあるという人もいると思いますが、ブレインストーミング法(BS法)は、ブレストとも呼ばれ、アレックス・F・オズボーンによって考案された会議方式の一つで、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する方法になります。

多角的で相関性のある答えをできるだけ多く想起するということですが、こういったことを行っていく発散的思考力を測る尺度として有名なのが、用途の代案課題です、

与えられた言葉の持つ用途を、どれだけ多く想起できるかということが尺度になります。
たとえば、「レンガ」という言葉に対し、決められた時間内にレンガのいろいろな用途を思いつく限り回答していくのです。

家などの建築素材
ペーパーウェイト
ドアストッパー・・・

こういった感じで、回答の数はもちろん、内容が具体的ですべてが完全に別個のものであることが大切です。
できれば回答が独創的で他の人と重複しないことが望ましい。
このテストは、知能指数には関係なく、純粋に創造性のレベルをかなり正確に測定できるといわれています。

収束的思考

収束的思考は、発散的思考とは相反するタイプの思考で、唯一の正解に早くたどりつくための思考になります。
つまり与えられた情報の本質的な要素を見抜く力と言えます。

例えば、与えられた3つの言葉の共通点を見つけるというような思考になります。

収束的思考は、発散的思考よりも、速さと論理性が求められ、突拍子もない非現実的な発想に飛ばないという点で、創造において重要な思考であるといわれています。