効率的な専門書の読み方 | 賢脳トピックス

専門書というと、特定の分野について詳しく書かれた書籍です。
仕事をするようになると、今現在している仕事に対して、専門知識を養うことも必要になってきます。

専門分野を極めて、もう職人の域に達しているような人でも、最初はその専門分野のことをほとんどしらない素人からスタートしています。

専門書は難しいというイメージ

専門書というと、ついつい読むのを敬遠してしまいがちです。
もう自分の専門分野は勉強しつくして読むものはないというレベルの人ならばともかく、専門分野といってもいろいろ周辺知識もあり、また極めれば極めるほど奥が深かったりするものです。

また、会社の都合で、いきなり部署の異動があったり、同じ部署でも新たな仕事が入ってきたりすると、そのつど新しい専門知識が必要になってくるでしょう。

もちろん、最初はわかりやすい入門書をざっと読んでみるというのも、効率が良い勉強法です。

しかし、ある程度までいったら、はやり入門書を卒業し、専門書を読まないといけない時期がくるでしょう。

専門書を読む時は、自分の必要性を考えて

専門書といっても、その読み方、使い方は人によって違います。

周辺知識として、その分野の概念を軽く理解し、こんなこともあるんだなというレベルであれば、それほど深く読む必要はないでしょう。
もしかしたら、入門書レベルで足りてしまうかもしれません。

この程度の必要性であれば、例えば多少わからない専門用語が出てきても、ある程度無視して、どんどんと読んでいったほうが早く全体像をつかめるので、まずはとにかく軽めでもいいんで通しで読んでしまい、その分野はだいたいこんなような感じだということをつかんでしまうというほうが良いかもしれません。

仕事でその専門分野にもちょっとかかることになり、ちょっとわからない専門用語を調べるといったような辞書的に使いたい場合は、目次や索引でその該当する専門用語を引いて、その前後の関連する章だけを読むといった読み方で良いでしょう。

じっくりと専門分野を極めたい場合、よく挫折するパターンが、最初から熟読しようとしてわからない専門用語にぶつかり、なかなか進まずに頭をかかえているうちに嫌になってしまうというケースです。あるいは、本の最初からじっくり読んでいくことによって、仕事とはあまり関係ない章から読むことになり、なかなか仕事との結びつきがみえずに嫌になってしまうといったケースもあります。

じっくりと専門分野を極めたい場合も、当面必要な部分から読んでいくということ、それから、最初は本当に重要な専門用語だけをたたき込んでおいで、多少理解できなくてもどんどん読み進んでいってしまうことです。

そうして一通り読むことで、全体の流れが見え、ざっと読んだそのときはあまり意味がわからなかった部分も、ああこういう意味だったのかとどんどん読み進めているうちにわかってくるといった場合もあります。

専門書を読む場合は、ペンキ塗りと同じように

専門書を読む場合、ペンキ塗りと同じと考えれば良いでしょう。

きれいに、ムラのないペンキ塗りをしようと思ったら、端から、丁寧にペンキを塗るといったことはしません。

まずは下塗りでざっとペンキを塗り、何回も重ねてペンキを塗っていくうちに、ムラのない綺麗な仕上がりになっていきます。
一度に全てを頭にたたき込もうとしないで、一度目はその分野とのご挨拶程度、二度目はちょっと友達気分で遊ぶ程度、三度目は数人程度でもう少し深くつき合う程度といったように、何度か読み返すたびに、理解度を上げていけば良いのです。