復習の範囲を広げるアイテム | 賢脳トピックス

高校・大学入試にしろ、資格試験にしろ、知識偏重ということに対して批判はあるものの、はやりまだまだ覚えてもの勝ちというところがあることは否めません。

忘れない記憶のために

勉強してて、「これ3日ぐらい前にやったはず、覚えたはずなのに・・・」という感じで覚えていなかったり、忘れてしまったりしていたという経験は、どなたにでもあると思います。

よほど人並はずれた記憶力の持ち主でも無い限り、1度見聞きしただけでは覚えられません。そこで重要になってくるのが反復学習です。

人間は、一度学習したことを、繰り返して反復することで、ちょうどスキー場のシュプールが同じところを何度も滑ることでなかなか消えないものになっていくのと同じように、記憶の跡を深くしていき、なかなか忘れられない記憶になっていくものです。

復習の範囲を拡げてみる

覚えたこと、学習したことを忘れないように復習ということになりますが、その日の勉強の最後に、復習をしてみるという人もいると思います。

しかしこのとき、その日に覚えたこと、学習したことを復習すると思いますが、3日前、5日前に学習したことまでは復習しないという人が多いと思います。

でも、復習する範囲を1週間ぐらい前の分まで拡げてみると効果的です。

なぜならば、スキー場のシュプールで喩えると、スキーを滑る練習をして、練習の最後に、ある程度できたシュプールの上をなぞるように滑ることで、シュプールはよりお深く刻まれます。

しかし、翌日、3日後、1週間後と時間が立つにつれ、雪が降り積もったりもしてシュプールは消えていってしまいます。

しかし、1週間、毎日同じところを滑っていると、その跡は消えにくくなります。
つまり、記憶が忘れにくくなっていくのです。

復習の範囲を拡げるなんてそう簡単にできない

その日の学習をして、そこを最後に復習するだけでも大変なのに、そんな1週間前の分まで、復習なんかしてられないよという問題点がでてきます。

そんな前まで復習するのは面倒くさいし、そもそもそんな勉強時間がないよとなります。

そこでオススメの方法が、学習内容の覚えたおきたい部分を録音して音声として残すのです。それを2倍速、3倍速で聞くのです。

もしくは、覚えたい部分がテキストファイルとしてあるならば、音声読み上げソフトで読み上げさせ、それでスピード調整してもいいでしょう。

音声として残すのであれば、それを iPod や ICレコーダー、スマホなどにとり込み、イヤホンで聞けば、通勤・通学時間でそれを復習できますし、ちょっとした休憩時間に聞いてもいいでしょう。

聞いているだけでも、耳に残り、記憶の助けになります。

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