日本の美容医療は進歩をし続けていて、プチ整形やアンチエイジングなどもブームになっています。
プチ整形やアンチエイジングなどで美容医療を行う人も増え、美容医療の市場規模も倍増し、4000億円市場ともいわれるようになってきています。
アメリカの美容医療
日本の他にも美容医療の技術が進んでいる国もあり、アメリカなどはその一つと言えます。
アメリカでも、多くの人が美容関連の手術を受けています。
また、アメリカの場合は、にほんと違い多くの人が手術を受けたことを隠さずにオープンにし、そのため信頼できる口コミも豊富になっているので、優れた医師を選びやすい環境になっているとも言えます。
こうなると、アメリカで口コミを調べて、優れた医師に美容手術をお願いすればいいかという考えも出てきますが、日本人であるならば、少し考慮する必要があります。
なぜならば、アメリカでは美容医療の技術が多くの事例とともに進歩し続けていますが、その事例はあくまでもアメリカ人のものだからです。
白人と日本人は骨格からして違う
日本の場合、白人とは骨格からして全く違います。
日本人はモンゴリアン系の人種であり、西欧系のアングロサクソンなどとは人種的に系統が全く違うのです。
歯並びからして違う白人
デンタルケアの商品のCMに、白人がよく使われたりしています。
その理由は、メーカーが欧米系のメーカーだからという場合もあるかもしれませんが、大きな理由の一つに、白人のほうが歯並びがよく歯がきれいに映るからというものがあります。
実際に、鏡を見ながら自分の上前歯の先と下前歯の先を噛み合わせてください。多くの日本人は、上前歯の先と下前歯の先が噛み合っていないはずです。
上と下の前歯同士の先を意識して合わせようとせず、普段通りに口を閉じた場合、上の歯は下の歯の上にかぶさって、下の歯は上の歯の中間あたりと噛み合っていると思います。
平たく言えばモンゴリアン系に属する日本人は、少し出っ歯なのです。
これに対して白人は、上前歯と下前歯の先がきれいに噛み合うのです。
歯科関係の広告物のモデルに白人が多く起用されているというのも、こうしたことからなのかもしれません。
彫が深い顔
白人の骨格というと彫が深い顔がイメージできます。これに対して日本人は、全体的にのっぺりとした顔と言えるかもしれません。
比較的彫が深いイケメン俳優でも、目玉が入っている眼窩(目のくぼみ)は、白人のほうが非常に深くなっているものです。
日本人の中でも、眼窩がくぼんでいる人がいるなと思ったら、日本人と白人のハーフだったとかいうケースも多いと思います。
アメリカでは二重術や隆鼻術はあまり行われない
美容手術が盛んなアメリカでも、目の二重術や鼻の隆鼻術はあまり行われておらず、その事例も少ないと思います。
なぜならば、アメリカ人対象なので、需要が少ないからです。
白人はほとんどの人がもともと二重まぶたになっているので、一重を二重にする目の二重術の手術を行う必要もなく、そのため目の二重術についてはあまり発達していません。
同じような理由で、白人はもともと鼻が高いので、隆鼻術もあまり行われていません。
日本人がアメリカなどで美容手術を考えているのであれば、少し考慮したほうが良いというのは、日本人と白人の骨格が全く違うもので、アメリカ人に合う技術であって、日本人に合うものとは言えないからなのです。