オールインワン基礎化粧品のメリット・デメリット | 美容トピックス

オールインワン基礎化粧品というと、1本でいろいろな役割を持っている基礎化粧品になります。

一人何役もこなすすぐれもので、たった1本で、化粧水・美容液・乳液の役割を果たしてくれ、場合によっては化粧下地効果まであるものもあります。

いくつもの化粧品を用意することもなく、面倒くさがりの人にとってはありがたいものです。

専門家の化粧水・乳液とオールラウンダーのオールインワン

一言で言うと、それぞれの専門家ともいうべきなのが化粧水や乳液で、オールラウンドプレイヤーがオールインワン基礎化粧品になります。
オールインワン基礎化粧品というけど、どの効果も結局は中途半端なんじゃないのと思われても仕方ない部分もあります。

化粧水の役割は、角質に水分補給をして肌をふっくらさせる保水効果、肌をやわらかくし他の化粧品の浸透を助けるといった働きがあります。
こういった効果から、まずは化粧水を先に使用するのです。

乳液の役割は、角質の間の細胞間脂質を整えることで、保湿されている状態の角質を守るバリア効果です。

このように、それぞれの役割を持っている化粧水や乳液といった専門家の職人連中と比べると、オールラウンドプレイヤーであるオールインワン基礎化粧品は機能面でかないません。

オールインワン基礎化粧品のデメリット

化粧下地効果も持ったオールインワン基礎化粧品では、本職の化粧品下地にはとてもかないません。

化粧下地はそもそも、肌のキメをなめらかにして、ファンデーションののりをよくするためのものです。

そのために、ファンデーションが毛穴に詰まるのを防いだり、メイクを落とす際に落としやすくするといって役割があります。

しかし、このような成分は、肌につけたまま寝てしまうとあまりよくないものもあり、夜も使えるオールインワン化粧品などでは、こういった成分はカットされています。
したがって、化粧下地効果については、本来の化粧下地に比べると効果は弱くなってしまいます。

さらに、1本でいろいろな役割を持たせているオールインワン化粧品には、多くの成分が配合されていて、肌トラブルもそれだけ起こりやすくなるといえるでしょう。

オールインワン基礎化粧品のメリット

オールインワン基礎化粧品のメリットの一番のメリットは、なんといっても、面倒なスキンケアの工程がたった1つで完了してしまうという点です。これは忙しい現代人にとってはすごく魅力的なことです。

確かに、性能については、専門の化粧水や乳液、化粧下地などにはかないませんが、それでもオールラウンドプレイヤーとして、最小限の効果については期待できます。

一言でオールインワン基礎化粧品といっても、保湿効果に優れたもの、美白効果にすぐれたものなど、いろいろな特徴がありますので、それぞれの特徴を理解したうえで、上手に選択していくことが大切です。

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