コットンというと、杏里さんの ♪コットン コットン コットン コットン コットン気分で~ という「コットン気分」という曲を思い出してしまいますが、お化粧もコットンを上手に使うことで幅が広がっていきます。
化粧水や乳液は、手よりもコットンで
化粧水や乳液を使うとき、手でそのまま肌になじませるという人も多いと思いますが、この方法の一番のメリットは、なんといっても何もなくても行えるということです。
しかし、普段手でなじませる化粧水や乳液も、コットンがあるのであればコットンを使ったほうがより効果的に使うことができます。
手で塗ったときのデメリット、コットンを使うメリット
手でなじませる方法は手軽でいいのですが、手でパシャパシャと塗る一般的な方法でお化粧すると、化粧水や乳液が均一に肌になじみにくいというデメリットがあります。
なぜならば、人間の顔は体の中でも凹凸が激しい部分になっていて、頬骨の周辺といった高い位置に化粧水や乳液が多くついてしまうのです。
さらに肌の表面にはキメがあり、皮丘と皮溝により凹凸になっているので、手で塗布していくと、化粧水や乳液が皮溝に溜まりがちになってしまうのです。
一方、コットンを使えば、皮溝だけでなく皮丘にもきちんと化粧水や乳液がなじみ、キメ全体にひろがっていくので、化粧水や乳液を肌に均一にぬることができます。
なぜならば、コットンは肌に密着するからなのです。
コットンを使うと顔全体にまんべんなく塗れ、キメのひとつひとつまで化粧水や乳液を均一になじませることができます。
肌に均一に塗れるのでべたつき感が軽減しますし、化粧のりも良くなります。
コットンを使うことで、化粧品を均一になじませることができるということは、化粧品のもっている保湿作用も顔に均一に広がるということにつながります。
コットンは肌を刺激する?
コットンでお化粧をするというと、手で塗るよりもコットンを使うとその刺激があるので、かえって肌に良くないのではという懸念があります。
しかし、弾力があり柔らかい感触のよいコットンを使えば、そういった心配はなく、しっかりと肌に密着してしっかりと保湿することができます。
コットンを使って化粧水や乳液を肌になじませるとき、コットンの使い方によって肌へのなじみ方に差がでてきますので、コツも大切です。
コットンで肌になじませるコツ
コットンの面は広く使って、軽く圧をかけてなじませていくのが、コットンを使って化粧水や乳液を肌になじませていくときのポイントです。
少し手を丸めてコットンをしっかりと肌にぴったり密着させることが重要なポイントになります。
逆に手が反りかえってしまうと、力が一点にかかってしまい、コットンが肌に密着せずムラの原因になってしまいますので注意しましょう。