化粧をするときに、パーソナルカラーの診断が行われ、季節や顔のベースカラーなどのよって化粧するベースが考えられるというようなことがよく行われています。
いくつものタイプに分けて、パーソナルカラーを診断するというようなことも行われていますが、美容雑誌などをみても多くの方法が紹介されていて、迷ってしまったりします。
パーソナルカラー
パーソナルカラーというと、ざっくりイエローベースかブルーベースかということが言われます。
日本の美容業界の中で、カラーリストが増えてきて、イエローベースとブルーベースの2択では分けきれないという人が一定数いることがわかってきました。
そこで、4タイプに「ファースト」「セカンド」と順位をつけた方法がでてきて、さらに細かく提案するためにニュートラルという概念がでてきました。
ニュートラルとは
ニュートラルは、英語では「中立。中間」という意味を持ちますが、パーソナルカラーでは黄みを感じるイエローベースと青みを感じるブルーベースの「間」、黄みも青みも感じない色という意味になります。
イエローとブルーの中間だったら、グリーンじゃないか、だからニュートラルベースではなく、グリーンベースでもいいんじゃないかと思った人もいると思います。
実は、グリーンベースという言葉もあり、イエローベースでもブルーベースでもどちらも似合うという意味で使われています。
つまり、なんでも似合うのがグリーンベースなのに対し、ニュートラルベースは間が似合うということになります。
イエローベースが似合う人、ブルーベースが似合う人にも程度があり、そこに黄みの強さ、青みの強さがでてきます。
黄み・青みの強さを強・中・弱とすると、ニュートラルの守備範囲は、黄み弱~青み弱になります。
したがって、日本人のほとんどの人が、ニュートラルベースに該当します。
ニュートラルベースに該当する人は、
(1)本来のニュートラルベースど真ん中の人(黄みの弱いイエローベール~青みの弱いブルーベースが似合う人)
(2)もともと似合う範囲が広い人
(3)ニュートラルとイエローベースが似合う人
(4)ニュートラルとブルーベースが似合う人
ニュートラルが似合う人がほとんど
日本人のパーソナルカラー診断をした日本パーソナルファッションカラーリスト協会(JPFCA)の会員カラーリストへのアンケートを行なったところ次のような結果になっています。
ニュートラルが似合う人の確率は100人診断して98人。
ニュートラルベースの範囲に入らないイエローベースの人の確率は100人診断し1人。
ニュートラルベースの範囲に入らないブルーベースの人の確率は100人診断し1人。