バナナは甘くておいしい果物というだけでなく、その栄養価は高く優れた栄養源として知られていて、バナナを培養の時に培地に使うということもあるくらいです。
栄養価が高いバナナ
よくマラソン大会とかスポーツイベントで、バナナが用意されていることがあります。
もちろん安価な果物ということもありますが、手軽に高いレベルでの栄養補給ができるものとして、重宝されているのがバナナなのです。
バナナに入っている栄養成分はというと、糖質・食物繊維をはじめミネラルであるマグネシウム・カリウム、ビタミン類ではビタミンB群・ビタミンE・葉酸など、またアミノ酸ではトリプトファンを多く含んでいます。
バナナが便秘にもいいと言われるのは、食物繊維を豊富に含むという点に加え、ミネラル分としてマグネシウムを多く含んでいることから、腸管に働きかけ便を軟便にすることで腸内環境を改善していきます。
また、バナナに含まれているビタミンB6とトリプトファンは、95%が腸で作られ腸管運動を起こす物質としても知られているセロトニンを合成します。
バナナは腸の健康だけでなく美容にも役立ちます。
バナナには肌のビタミンと言われるビタミンB群が豊富に含まれています。
皮も美容に役立つバナナ
バナナの皮は、美味しい中身を食べたあとで、漫画やコントで人をすべらす小道具ぐらいの役割しかないというイメージですが、実はバナナの皮を美容に役立てることができます。
バナナの皮で肌をこすることで、肌のカサつきがなくなったり、肌にツヤが出てきたり、シミやシワが薄くなったという人もいるくらいです。
なぜバナナの皮が美容にいいのか
本当にバナナの皮なんかが美容にいいのだろうか?
当然の疑問ですが、バナナの皮で肌をこすると、マッサージ効果によって血流が促進されます。
バナナの皮で肌をこすすと、保湿効果があり、肌を乾燥から守ることができ、酵素の働きで美白まで期待できます。
さらにバナナの皮には毛穴に詰まった汚れを取る効果もあります。
やり方は、バナナの中身は美味しくいただき、残ったバナナの皮を持ちやすい大きさにハサミで切ります。
バナナの皮の内側の白い部分の方を肌に当てて、顔・手・足など気になる部分をマッサージするだけです。
バナナの皮はすべるので、摩擦も少なくこすることによって肌バリアが壊れるということもありません。
バナナといってもアレルギーがある人もいるので、まずは腕に内側などを少しだけこすってみて様子をみることも大切です。
赤みやかゆみが出て来なければ、マッサージしていけば良いでしょう。