メイクの悩みはいろいろありますが、特に夏のメイクの悩いとしては化粧崩れしやすいというのが圧倒的に多くなっています。
夏のメイクの悩みは断トツで化粧崩れ
BWRITE(ブライト)という、ADDIXが運営する情報サイトの調査でも、18歳以上の女性200人を対象にインターネット調査をしていますが、夏のメイクの悩みとして「化粧くずれしやすい」は約7割と圧倒的に多くなっていました。
化粧崩れのために、汗や皮脂をとってからファイスパウダーを塗りなおしたり、ファンデーションを塗ったりといろいろ大変です。
化粧崩れの原因は汗よりも皮脂
化粧崩れは、汗や皮脂で崩れるとよく言われますが、くずれる最大の原因は汗よりも皮脂になります。
ほとんどのメイクアップ化粧品は、色粉・油分・水分を合わせてモイスチャー・エモリエントバランスをとったものです。
つまり油分を含んでいるということは、水はある程度はじくということになります。
一方で、油分があると崩れてしまうのです。
つまり皮脂がメイクの油分と混じることで、化粧崩れの原因になってしまうのです。
ただ、例外としてフェイスパウダー(おしろい)があります。これは皮脂がなくても汗だけでも崩れてしまいます。
汗をかきやすい夏、汗かきの人は、フェイスパウダーを使うときは、パウダーファンデーションを使い、汗をかいたらハンカチでそっと押さえるとよいでしょう。
夏メイクは皮脂を計算した引き算メイクがオススメ
化粧崩れの原因となる皮脂が出やすい夏は、その分を計算に入れてメイクすることがポイントです。
つまり、自分の皮脂を天然の下地クリームと考えるのです。
自分の皮脂を計算に入れないでメイクすると、メイク化粧品の油分が皮脂と混じって化粧崩れしてきてしまうのです。
メイクの仕上がり直後は、多少粉っぽいかなというくらいでちょうど良いでしょう。
やがて皮脂が出てくることによってメイクとなじみベストの状態になっていきます。
皮脂の分泌はいつ盛んになるのか
皮脂の分泌は、洗顔してから約2時間の間で特に盛んになります。
なぜならば、洗顔によって皮脂が失われ、失われた皮脂膜を取り戻そうと皮脂分泌が盛んになるからです。
そして、洗顔後2時間経過すると、そこからは皮脂の分泌もゆるやかになっていきます。
洗顔後すぐにメイクをする場合には、2時間後の肌を想定してメイクしていくとよいのです。
Tゾーンについては、Uゾーンよりも油分少なめにしていきます。
もちろん個人差もありますし、季節によっても違ってきます。