皆さんは寝るときにどんな姿勢で寝るでしょうか。
大体は、仰向け、うつ伏せ、横向きというように3つに分かれると思います。
寝かたが美容に大切なワケ
睡眠が美容に大切だということは、広く知られています。
睡眠不足をすると、たちまちその影響が肌にあらわれてくるものです。
でも、寝かたなんか関係なんじゃないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
考えてもみてください。7時間寝ると考えると、人生の3分の1近くは寝ているのです。寝ている体勢次第では、疲れが取れなかったりしますし、場合によっては顔のシワやたるみ、さらにはむくみや肌荒れを引き起こす原因にもなってしまうのです。
歳をとってくると、朝起きて鏡をみると、顔にくっきりと寝跡がついているといった経験がある人もいるかと思います。
実は、寝跡も寝かたが悪いことによるものなのです。
美容に良い寝かたとは
それでは、美容に良い寝かたとはどんな寝かたなのでしょうか。
うつ伏せ
うつ伏せになると、顔は枕と接触することになります。寝ている間、枕の繊維で摩擦された顔には、シワができやすくなります。
場合によっては、呼吸がしにくくなったりもします。
したがって、美容ということを考えた場合は、うつ伏せで寝るというのはオススメできません。
横向き
横向きに寝ても、顔の半分は枕と接触しているので、接触していた側の部分は、枕の繊維との摩擦によりシワができやすくなります。
さらには、横向きに寝て下側になったサイドに負担がかかり顔のひずみが起こりやすくなり、ほうれい線などのシワやたるみができやすくなってしまいます。
美容ということで考えた場合、横向きで寝るというのもオススメできません。
仰向け
仰向けであれば、全身の荷重バランスもとれ、顔が枕に接触していないので、枕の繊維と顔との間の摩擦は起きませんので、シワはできにくいと言えます。
美容ということで考えた場合、一番オススメの寝かたは、『仰向けで寝る』ということになります。
とはいっても、寝たときは仰向けでも、寝返りなどで横向きになってしまったりします。
仰向けということを意識するあまり、寝れなくなってしまっては本末転倒です。
あまり深く考えず、一つの知識として、仰向けの体勢だとシワができにくいんだなくらいに軽く考えておけばよいでしょう。
枕の高さも重要
美容という観点からは、枕の高さも重要です。
はやり、自分にあった適度な高さの枕ということになります。
枕が高すぎると、首のシワができやすくなり、二重アゴの原因にもなりますし、枕が低すぎたり、枕なしというのは、逆に顔がむくみやすくなる原因にもなります。