歯磨きをきちんとしても、それだけで終わってしまわずに、さらに歯ブラシを使った美容法をご紹介します。
歯ブラシを使って歯肉をマッサージ
歯ブラシで歯を磨くという人はほとんどだと思いますが、実はこのときにつかう歯ブラシを使って歯肉をマッサージすると美容効果アップが期待できます。
もちろん、いつも歯を磨いているときに使っている歯ブラシがあれば、それだけでOKです。
まずは、普段通りに歯ブラシで歯磨きをしたら、歯ブラシの柄の先端部分、つまりブラシが生えている方ではなく、手でもつ側を口の中に入れ、歯と歯の間の歯肉を軽く押していきます。
どちらかというと、柄の先端で揉むような感じで軽くマッサージするようなイメージです。
歯肉を指圧するような感じになりますが、このように歯肉を刺激すると、唾液が分泌されてきて、口内の清浄作用が高まるだけでなく、結構も良くなるので、歯肉の健康状態が良くなっていき、ピンク色の健康的な歯茎を維持することができます。
もし、電動歯ブラシを使っているのであれば、スイッチを入れて、ブラシの部分を振動させながら、歯肉を軽くなぞるような形でマッサージしていけば、十分な効果が得られます。
気になる人は、指歯ブラシという手も
中には、もちろん歯ブラシを衛生的にきれいに洗ってからであったとしても、歯ブラシのブラシの反対側、手で持つほうを口の中に入れるということに抵抗がある人もいるかと思います。
そうした人にオススメなのが、指歯ブラシです。ドラッグストアなどに行くと、「指歯ブラシ」、「指で使う歯ブラシ」などという形で市販されています。
これを購入していきて、歯と歯茎の境目よりやや下の部分に指歯ブラシをつけた指をあて、左右に小刻みに動かしていくと、歯茎がマッサージされ、血行が良くなり、歯茎に十分な栄養と酸素もめぐるようになり、免疫がうまく働くようになるばかりか、しっかりとしたピンク色の歯茎も維持できます。
ブラシの後は、口輪筋をストレッチ
『口輪筋』は、唇の周囲を取り囲む筋肉の事で、唇を開閉させたり、口元の表情を作る表情筋になります。
この口輪筋を鍛えることで、唇を閉じる力が強化され、口臭や歯周病の原因ともなる口呼吸が改善され、鼻呼吸になると言われています
さらに、口輪筋は、顔の表情にも大きな影響を与え、ここを鍛えることにより、顔のラインが引き締まり、たるみやシワの予防にもつながります。
口輪筋を鍛え方は、まず口を閉じたままの状態で、舌先を左上の歯と頬の間に差し入れて、内側から頬の皮膚を突き上げ伸ばすように力を込めます。
さらに舌先の力をキープした状態で、ぐるりと左頬から下顎の前歯通して右下まで移動させ、右頬から上顎の前歯を通??スタート地点まで一周します。
ちょうど、口の中で大きく舌先で円を描くような感じで一回転します。
これをアップテンポでリズミカルに20回、さらに反対周りでも20回行うと良いでしょう。
これだけやると、少しハードで疲れるかもしれませんが、無理しない範囲で、毎日少しずつからでもやってみると良いかもしれません。