洗顔は、朝晩1日2回が適しているとも言われています。
洗顔を頻繁にしすぎると、必要な皮脂まで落としてしまいます。
洗顔料の種類
洗顔料には、いろいろな種類があって、大きく分けると固形タイプ、クリーム、ペーストタイプ、エアゾールタイプ、粉末・顆粒タイプなどがあります。
固形タイプの洗顔料は、いわゆる化粧石鹸と呼ばれるものになり、保湿剤が多量に含まれた透明性のものは透明石鹸と言われています。
固形石鹸には、機械練り石鹸といって圧力をかけて固めて製造するものと、枠練り石鹸といって型枠に流し込んで自然に固めて製造するものがあり、機械練り石鹸のほうが泡立ちはよくなっています。
固形石鹸を使用すると、洗顔後につっぱる感じがするという人もいますが、泡立ちが良く使用感もさっぱりいます。
固形石鹸は、脱脂力にすぐれているので、脂性肌の人にお奨めです。
洗顔クリームは、クリームやペーストになっているもので、化粧石鹸と比較すると泡立ちはやや劣るものの、完食がしっとりとしていて肌にやさしいのが特徴になっています。
エアゾールタイプのものは、液状で使用感が良く、使用が簡単です。
粉末・顆粒タイプのものは、使用するときに水と混ぜ合わせて使うもので洗い粉と呼ばれることもあり、ウグイスの糞など古くから用いられているものです。
粉末・顆粒タイプの洗顔料は、ベントナイトやカオリン、酸性白土などの鉱物性原料など、天然の粉末成分が使われ、その洗浄効果と吸着力を利用しています。
洗顔料での洗顔方法
スキンケアの基本の一つは、正しい洗顔をすることです。
洗顔料のタイプによって、洗顔方法は変わってきますが、固形石鹸の場合は、まず水かぬるま湯を少しずつ数回に分けて加え、空気を書き込むようにしてたっぷり手の平でよく泡立てます。
たっぷりと泡立てた泡を、Tゾーンにつけてしっかり丁寧に洗い、頬は軽くなでる程度に洗っていきます。
洗顔で大切なのは、しっかりとすすぐことで、ぬるま湯で生え際やあごの下まで、すすぎ残しがないように丁寧にしっかりすすいでいきまう。
すすいだ後は、水気を清潔なタオルで拭きとりますが、このときはゴシゴシとこすらずに、肌の上から軽く押さえるように拭きとっていきます。
洗顔後は、化粧水や乳液、クリームなどでスキンケア、保湿ケアを行います。
朝洗顔と夜洗顔の意味
洗顔は朝と夜では、その意味合いが違います。
朝の洗顔は、残っている油分や睡眠中に分泌された皮脂を洗い流すためのもので、夜の洗顔は、1日の皮脂や汚れ、ホコリをリセットしたり、メイクをしっかり落とした後のスキンケアとしての意味があります。
朝は、寝る前に洗顔してスキンケアしたし、朝の洗顔は必要ないだろうと思われるかもしれませんが、朝起きたばかりでも、空気中や寝具の汚れ、寝ている間に分泌された皮脂や汗などで汚れています。
また、夜のスキンケアで保湿のために使ったアイテムの油分も朝のタイミングで洗い流すのが良いのです。