美容に関係した診療科 | 美容トピックス

日本では、医学部を出て医師国家試験に合格すると2年の義務研修期間があり、それを終えれば医師免許を取得することができるようになっています。

早ければ26歳で医師免許

つまり、現役でトントン拍子でいくと、18歳で高校を卒業し、大学医学部や医科大学に入学し、6年間学び、24歳で卒業します。

そして医師国家試験を無事にパスすれば、その後2年間の義務研修期間を経て医師免許取得となるので、26歳で医師免許取得となるわけです。

日本には、内科・外科をはじめざっと30以上の診療科があります。
呼吸器科、循環器科、消化器科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、精神科、神経科、アレルギー科、リウマチ科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、脳神経外科、性病科、肛門科、放射線科、リハビリテーション科、皮膚科、形成外科、美容外科・・・

この中で、美容に関係した診療科というと、皮膚科・形成外科・美容外科になります。

医師免許があれば、どの診療科でもOK?

もちろん、専攻などがあり、それぞれ知識や技術・経験が明るいところの診療科に務めることになると思いますが、法律上の話となると、医師免許を取得すれば、医師はすべての診療科における診療行為を行うことができることになっています。

極論を言うと、メスを一度も握った経験がない内科医でも、医師免許があれば、外科手術をしても違法とはならないのです。

もちろん、これは法律上の問題であって、実際にそんなことをする人はいません。

大がかりな設備や施設、高度な医療チームが必要となる外科手術などは、きちんと専門知識と技術をもった医者が執刀しないと死亡事故になるリスクも高く、下手をすると殺人罪に問われかねないからです。

しかし、耳鼻かや皮膚科など死に直結することが少ない場合、きちんとした専門医を紹介するという選択肢があるにもかかわらず、専門分野でなくても容易に診察してしまうという医師もいます。

注意したい美容外科

特に美容外科となると、特殊な診療科目になります。

内科にしろ外科にしろ、眼科や耳鼻咽喉科、整形外科、皮膚科にしろ、基本は病気はケガの治療を行います。いわば「マイナスをゼロに戻す」ことをやります。

しかし、美容外科に関しては、「ゼロをプラスにする」ことを行います。

つまり、どんなに本人が美容面で悩んでいたとしても、病気かどうかといえば病気ではなく、必要のない治療ということで、保険診療ではなく自費診療ということになります。

日本には、2つの日本美容外科学会(JSAPSとJSAS)があります。

特にJSAPSの方は、会員になるのに、手術経歴などの厳しい審査がありますが、このどちらの団体にも属さないで美容外科医医療をしている医師もいるということです。

もちろんそれなりの知識と技術と経験があれば問題ないのですが、もともと内科であったり皮膚科であったり産婦人科であった個人クリニックが、儲かるからといってついでに美容外科治療を追加して、要望が多いレーザー治療や注射を、メスを使わないんだったら自分でもできるだろうと簡単に考え、美容外科の研修も受けずに勝手に看板を出しているケースもあるので注意が必要なのです。