レモンの美肌成分はビタミンCだけではない | 美容トピックス

レモンというと、ビタミンCを豊富に含む食材として有名で、ビタミンCが豊富な商品には、よく「ビタミンC レモン〇〇個分」なんていうコピーがあったりします。

レモンの機能性成分

レモンの機能性成分といえば、真っ先に連想されるのがビタミンCだと思います。

本当にレモンにはビタミンCが多いのかというと、柑橘類の中ではもちろんトップクラスと言えます。

可食部100gあたり100mgのビタミンCを含んでいます。

ビタミンCは、優れた抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を助けるので、肌を美しく整え、免疫力を強化して、感染症を予防すると言われています。

レモンから連想というと、「すっぱい」という言葉が出てくる人も多いと思いますが、このすっぱさ、さわやかな酸味はクエン酸によるものです。

クエン酸は、疲労物質を分解して、ストレスを軽減するのに役立ちます。

レモンの皮の栄養

レモンは、料理の中では、肉や魚にしぼって汁をかけたり、紅茶にレモンティーとしていれて、そのままレモンの果肉や皮を食べるという人は少ないかもしれません。

でも、捨ててしまうレモンの皮にも栄養成分がしっかりと含まれています。

レモンの皮には、ポリフェノールであるルチンが豊富に含まれていて、このルチンは毛細血管を強くする働きがあり、動脈硬化の予防効果が期待できます。

しかし、レモンの皮というと、ワックスがついているんじゃないかということで、食べるのを敬遠する人も多いと思います。

レモンの皮にワックスがついている場合は、適量の塩でもむようにこすって水洗いすると、浸透圧で汚れが落ちて、色も香りも良くなります。

レモンの皮に含まれる美容成分

レモンの美容成分は、ビタミンC以外にもあります。

『エリオシトリン』というレモンポリフェノールは、抗酸化があるフラボノイドの一種で、美容やアンチエイジング作用が期待されています。

このエリオシトリンは、レモンの皮や皮のすぐ下にある筋の部分に多く含まれています。

レモンには、このエリオシトリンをはじめ、ビタミンC、ルチンといった抗酸化作用がもつ成分が豊富に含まれているため、その相乗効果も期待でき、美肌にオススメなのです。

レモンなどの柑橘類は、紫外線に当たると、シミや肌荒れなどのダメージが起こる光毒性があったりするので、レモンなどの柑橘類をたくさん食べた後に、光に当たることは避けたほうが良いでしょう。

レモンは精油(エッセンシャルオイル)としてアロマ製品にも使われますが、精油はより強い光毒性があるので注意が必要です。

できれば、夕方以降に食べるのがオススメです。

また、レモンは、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れて保存し、使いかけのものは、少量の水を入れた小ぶりのガラスに切り口を下にして宙に浮くように入れると、乾燥を防ぐことができます。

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