美容というと、スキンケアというイメージがあります。
そしてスキンケアにはいろいろと機能がある美容液を吟味したいところですが、そもそも『美容液』とはどのようなものなのでしょうか。
美容液とはどんなもの?
販売されている商品には、「〇〇美容液」というような商品名がつけられたりしていますが、美容液とはどのようなものかというと、はっきりとした定義があるわけではないのです。
化粧品工業会などの業界団体でも、薬機法でも、『美容液』の定義は定められていないのです。
ただ、『液』というので、美容成分が配合されていて、美容効果があり、化粧水よりも粘度があり、ジェル状のものであることが「〇〇美容液」と名付けられているケースが多いと思います。
また、油分が多いものについては、クリームや美容オイルという形になりますのではずれてきます。
まあ、定義がないので、成分やテクスチャーも関係なく、化粧品メーカーが「〇〇美容液」と名付けてしまえば、そうなってしまいます。
美容液の選択
美容液は、一応、保湿成分が配合されていて保湿作用があるものが多くなっています。
一般的には価格が高価なものほど、保湿作用にも優れていて、美容効果が高いというイメージがありますが、美容液などは、極端な話、ほとんど水で高い価格設定しているものもあるので注意が必要です。
もちろん、美容液で保湿することもスキンケアにおいては大切なことなのですが、目的をしっかりして商品を選ぶことが重要です。
美白に重点を置くのか、保湿に重点を置くのか、アンチエイジングという視点で選ぶのかによっても、商品の選択が違ってきます。
意外と見落としがちなのがクレンジング
美肌のために、美容液をはじめとしたスキンケアに気をつかう人はたくさんいます。
でも、意外と見落としがちなのが、クレンジングです。
化粧をしてメイクをすれば、メイクを落とすことになりますが、このときに使うのがクレンジングです。
クレンジングは、どうしても肌に刺激があるもので、このクレンジングの選び方を適当にしていると、いくら高価な美容液を使ってスキンケアをしていても、台無しになりかねません。
肌にやさしいクレンジングを選ぶのであれば、ミルククレンジングやジェルクレンジングよりも、油脂がオススメです。
ミルククレンジングやジェルクレンジングは、確かに洗浄力が優しめです。
しかし、逆にメイクを落とすのに時間がかかってしまうため、メイク落としに時間がかかることで、必要な潤いも洗い流されてしまう可能性が高くなり、また肌を長い間こすることで、肌を刺激してしまいます。
鉱物油は刺激が少ないのですが、脱脂力が強く肌が乾燥しやすくなりますが、動植物から摂れる油脂は、人間の皮脂に構造が近く肌になじんで、潤いを守ってくれます。