シミの原因となる過脂化って何? | 美容トピックス

シミの原因は、紫外線などと言われています。

そして、その紫外線を浴びることで体内で活性酸素が増加して、それがシミの発生につながると言われています。

過脂化って何?

シミの原因といえば、紫外線だの活性酸素だのという言葉が出てくると思います。
そして、過酸化脂質や抗酸化という言葉なら聞いたことがあるという人も多いかと思います。

最近、シミの原因として『過脂化(かしか)』というキーワードも出てきていますが、この『過脂化』とは、酸化してしまった過酸化脂質が体内に溜まった状態のことを言います。

なぜ過脂化が肌に悪いのか

肌が紫外線を浴びると、活性酸素が発生します。

必要以上に活性酸素ができると、それが細胞を傷つけて肌老化を促進させてしまいます。

これを防ぐために、肌の奥には色素細胞と呼ばれるメラノサイトがあり、ここでシミの原因となるメラニンが作られます。

このメラニンは、酸化することで黒くなり、それにより紫外線から肌を守っているのです。

ところが体内で活性酸素が増えすぎると、それに比例して過酸化脂質も増えてきます。

過酸化脂質が増えるということは、過酸化脂質が体内に溜まりやすい、つまり『過脂化』につながっていくのです。

過脂化してしまうと、なかなか自然には排出されにくくなってしまうのです。

肌が過脂化してしまうと、メラノサイトも影響を受け、通常よりも色が濃い過脂化メラニンを作りだしてしまうため、シミが濃くなりやすい傾向になります。

さらに悪いことに、過脂化したメラニンを取り込んだ細胞は、根っこの部分が強力になり、肌に頑固に居座り続け、その結果、取り除くのはなかなか厄介なシミになっていってしまいます。

過脂化を防ぐにはどうすればいいのか

それじゃ、過脂化をどう防げばいいのかという話になりますが、規則正しい生活とバランスの取れた食事に加え、禁煙、さらにアルコールの摂りすぎに注意することが大切です。

いろいろな健康・美容面での注意と同じじゃないかと思われるかもしれませんが、こうした習慣が、結果的に活性酸素の増加を防ぐことになり、活性酸素の増加を防ぐことができれば、活性酸素が過剰になることにより過酸化脂質が増えるのを抑えることができます。
すると必然的に過脂化も抑えられるというわけです。

活性酸素は、適量であれば必ずしも体に悪いというものではなく、細菌やウイルスから細胞をガードする働きも担っています。

体を守るために必要な活性酸素ですが、作られすぎてしまうといけません。

活性酸素が過剰に生成してしまうのは、紫外線の他に、ストレス、禁煙、過度な飲酒、大気汚染や食品添加物などによって過剰に発生しますので、こうしたことに注意していかなければならないということになります。

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