骨のためには紫外線を浴びた方がいいって本当? | 美容トピックス

美容、特にシミやシワのことを考えると、紫外線は大敵です。

なるべく紫外線が多くなる時間帯である午前10時から午後2時の間は外出を控えるとか、外出する場合でも、長そでの服にマスクをして、サンバイザーをして、さらに日傘と徹底した人もいます。

紫外線と骨

美容という観点からすると、目の敵にされる紫外線ですが、身体にとって良いこともあります。
皮膚に紫外線があたると、ビタミンDが合成されます。ビタミンDは『太陽のビタミン』とも言われ、日光を浴びることで身体の中で作られるのです。

そしてそのビタミンDは、食べ物からのカルシウム吸収を促して、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあることから、骨を作るために必要なのです。

ビタミンDが必要ならサプリで摂ればいいんじゃない?

自然界にはビタミンDを含有する食品は極めて少なく、サケ、マグロ、サバといった脂肪性の魚の身や魚肝油に多く含まれています。

厚生労働省の調べによると、日本人が食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5μg程度です。

これに対して、1日に必要なビタミンDの量は15μg以上とされています。

つまり、ビタミンDの量としては、10μg不足しているのです。この不足分は太陽光線を浴びて体内で生成する必要があるということになります。

どのぐらい日光に当たればいいのか

実は、ビタミンD合成に必要な紫外線はごくわずかなのです。

ですので、シミやシワができてしまうほど日光に当たらなくてもいいのです。

普通の成人で言うと、両手の平を1日15分ほど日に当てれば十分です。

実は、どんなに紫外線対策をしていたとしても、そのぐらいの紫外線には当たってしまうので、骨のためにわざわざ日焼けする必要もないのです。

高齢者は多少は意識しても

高齢者においては、加齢とともに、皮膚がビタミンDをかつてほど効率的に合成できなくなることや、屋内で過ごす時間が長くなるといった問題があります。

紫外線B波はガラスを貫通しないため、屋内で窓越しに日光に当たってもビタミンDは生成されないのです。

外出する際は、紫外線対策で完全防備してしまうよりは、多少日光に当たるようにしたほうがよいかもしれません。

また骨粗鬆症は、カルシウムやビタミンDを摂っても防ぐことはできません。
なぜならば、骨粗鬆症に関して言うと、エストロゲンという女性ホルモンの減少が非常に大きな原因であり、運動不足も関連しています。

適度な運動も有効なのです。