アジア人とスレッドリフト | 美容トピックス

年齢を感じさせるものしては、顔のシワやたるみがあります。

シワが多くできてしまった顔、たるんできた顔を少し戻して若々しく見せたいという目的で、美容整形などで行われているのが、フェイスリストスレッドリフトになります。

ファイスリフトの手法

人間、仰向けに寝た時、鏡をもって自分の顔をみると、起きていた時に気になっていたたるみが、後ろのほうへ行きます。

フェイスリフトをすることで、起きていてもこの仰向けに寝たときの顔が維持できるというような感覚になります。

フェイスリフトは、両耳の周囲を切開し、こめかみなど目立たないところの皮膚を切りとり、顔全体の皮膚を切り取った分のスペース、後ろに引っ張り、耳のところでふたたび縫合することでたるみを改善していきます。

切開するところは、耳の周囲、耳後部の髪の生え際付近のみなので、傷跡はほとんど目立たないのが特徴です。

しかし、アジア人は、頭蓋骨の形状のせいなのか、顔の中央部でのフェイスリフトの効果が白人よりも弱いとされています。

白人は長頭でフェイスリストにより顔の中央部までダイレクトに力が伝わりやすく、たるみをしっかり改善することができますが、アジア人は短顔でうまくリフトの力が顔の中央部にまで伝わりにくく、フェイスリフトにより変化は欧米人に比べると起きにくいと言われています。

顔の中央部というと、シワで加齢を感じてしまうほうれい線やマリオネットラインなどがありますが、こうしたものへのフェイスリフトの効果は、アジア人では白人に比べて弱いということになります。

スレッドリフト

フェイスリフトの効果は、アジア人では欧米人ほどは出ないということで研究されたのが、スレッドリフトという手法です。

スレッドリフトは、『切らないフェイスリフト』とも呼ばれ、切らないリフトアップ術としてアジアを中心に研究されてきました。

スレッドリフトでは、専用の糸を顔の中央部までダイレクトに通して、それを引っ張ることで、顔の中央部をリフトアップしていきます。

スレッドリフトで使う糸は、時間とともに溶けるものを使います。

スレッドリフトの糸

スレッドリフトの糸は時間とともに溶けてなくなるようになっています。

皮膚を引き上げる力を高めるために、ギザギザのかえしをつけたアンカーリフトは、強度も高く持続時間も長いのが特徴です。

かえしの部分が皮下にひっかかって顔の皮膚を引き上げた状態に保ちます。

アンカーリフトを使うことで、フェイスラインを出し、ほうれい線やブルドッグラインを浅くすることができます。

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