ほおづえや腕組みをよくする人は要注意 | 健康トピックス

会社などでいろいろと人を観察していると、よく椅子の背もたれにもたれながら腕組みをしている人や、机によりかかるようにほおづえをついていたりする人を見かけます。

こういった人は、筋肉が弱くなっているかもしれませんので要注意です。

ほおづえや腕組みは筋肉の衰えから?

ほおづえや腕組みをしょっちゅうしている子供はあまりいないでしょう。ほおづえや腕組みというと、若者というよりどちらかというと年配者のしぐさというイメージがあります。

実際に年齢を重ねた人のほうが、ほおづえや腕組みといったしぐさをとることが多いでしょう。
このことからも、これらのしぐさが筋力の衰えからでてきていることが想像されます。

人はなぜ、ほおづえをつくのか

無意識のうちにほおづえをついている人もいると思います。人間の頭の重量は、体重の10%あると言われています。体重が約50kgの女性でも頭の重さは5kgになるということです。

これだけの重さが背骨の一番上に乗っかってるので、それを支えるのは大変です。
これは人間が脳を発達させた代償ともいうべきものですが、背骨は一番上の頸椎の部分が一番細くなっています。
この細い部分で、5kgもある頭を支えているわけですから、首から肩にかけての筋肉は、一日中負担を強いられているようなものです。

人間の頭を支えているのは頭板状筋という筋肉ですが、筋肉ですので年齢とともに弱くなってきてしまいます。筋肉が弱くなると、首や肩が疲れやすくなってきます。

この筋肉を補助するために、ほおづえをついて、自分の頭を無意識に支えようとするわけです。
ほおづえをよくつく人に猫背ぎみの人が多いのも、頭を支える力の負担が大きく、それをサポートするためにほおづえをつくということを考えれば納得いきます。

人はなぜ、腕組みをするのか

腕組みも筋肉が弱ったことによるしぐさの可能性があります。
これもほおづえと同じような理屈です。

腕の重さは、1本3~4kgと言われています。これを肩の三角巾や僧帽筋、それに肩甲骨周辺の筋肉がこれを支えています。

これらの筋肉が弱くなってくると、腕を下げているのすら疲れてつらくなってしまいます。
このとき、腕を交差させて体にくっつけることで、つまり腕を組むことで腕の重量が分散されて肩にかかる負担が減り楽に感じるのです。
したがって、無意識のうちに腕組みをしてしまうのです。

ほおづえや腕組みをよくする人のトレーニング

ほおづえや腕組みは、日常生活の中で自然と首や肩の周辺の筋肉を使うようにすると良いでしょう。

普通に軽い運動で体を動かしたり、腕を大きく上にあげて物を上の棚にきちんと持ち上げて片付けたり、窓ガラスの拭き掃除を少し大きな動作でやってみたりすると良いでしょう。