エドガーケイシー療法は、予言者、心霊診断家として知られるエドガーケイシーが、人々からの相談や質問に答え、病気の診断や人生のアドバイスなどを行っていて、それはリーディングと言われ、米国バージニア州エドガー・ケイシー財団(A.R.E)をはじめ、日本でも日本エドガー・ケイシーセンターなどが設立され、普及や研究が行われています。
エドガーケイシー療法の普及と研究をする日本エドガー・ケイシーセンター
ケイシーのリーディングの記録は、ケイシー財団本部の図書館に、リーディングを収録したCDなどの形で資料が残されています。
ちなみに、日本エドガー・ケイシーセンターでは、これらの内容を全てインターネットのサーバーにアップしていて、会員になるとインターネットでそれらのリーディングを直接閲覧することができるようになっています。
ケイシーのリーディングの量は14306件と膨大で、日本エドガー・ケイシーセンターにおいて翻訳作業が進められていて、3割ほどの翻訳が完了しているそうです。
ケイシーは、健康分野以外でも、ビジネスリーディングやリサーチリーディングなども行っていましたが、その中でも病気治療や美容健康法に関連したフィジカルリーディングは、9605件と圧倒的な量になっています。
《参考》 日本エドガー・ケイシーセンター : https://edgarcayce.jp/
エドガーケイシー療法の一丁目一番地
エドガーケイシー療法の基本原理、一丁目一番地ともいえるのが『CARE(ケア)』です。
CAREは、それ自体に治療という意味がありますが、エドガーケイシー療法の基本原理の頭文字を取ったものでもあります。
C(Circulation): 循環(血液やリンパの循環、神経のインパルス)
A(assimilation): 同化(消化吸収や食事療法)
R(rest/relaxation): 休憩・休眠・リラックス
E(elimination): 異化(デトックス・毒素、老廃物の排泄)
特に、重要とされているのが最後のEに該当する異化で、毒素排泄のトラブルで病気になる人が非常に多いとされています。
そこで人間の排泄経路を改善するということになりますが、この毒素排泄でエドガーケイシー療法でよく用いられるのが、ひまし油温熱パックや腸内洗浄(コロニクス)などになります。
豚肉と揚げ物は避ける
エドガーケイシーの食事療法はいろいろありますが、特にエドガーケイシーが強調していたのが、豚肉や揚げ物を避けることです。
エドガーケイシーは、豚肉はほとんど禁食にしていて、牛肉はときどきなら食べても良いとし、どうしても四つ足動物の肉を食べたいのであれば、ラム肉が良いとされています。
揚げ物は、加熱した酸化した油が出てきますが、これが換気扇におびりついたベタっとした油のごとく非常に体に悪いのです。
どうしても加熱したいなら加熱することによってかえって安定してくるゴマ油が良いと言われています。
豚肉に話に戻りますが、豚肉と言えば、中国でも沖縄でもいっぱい食べているし、沖縄には長寿の人が多いではないかという意見があります。
確かに、沖縄にはテビチという豚肉料理がありますが、これは48時間豚肉を煮込み、その間に3回ぐらいお湯をかえて水洗いをしています。
つまり、最後に出てきたテビチという豚肉料理には、脂が浮いておらず、鳥のササミのような感じになっています。
つまり、徹底的に脂が抜かれているのです。