規則正しい食生活というと、毎日決まった時間に3食きちんと食べ、余分な間食はしないといったようなイメージがあると思います。

決まった時間に食事をするだけではダメ

毎日、決まった時間に食事をすることは、それ自体は良いことなのですが、時間が来たからといってお腹が空いてもいないのに食べるのはNGです。

社会の集団生活においても、同僚や友達がランチに行くから、自分はそんなに空腹でもないけどつきあいでなんとなく一緒にランチを食べにいってしまったという経験はないでしょうか。

野生のライオンは、目の前に草食動物がいたとしても、空腹でなければ襲って食べるというようなことはしません。
人間も、空腹でグーッとお腹が鳴ってから食事をしたほうが良いのです。

なぜ空腹でお腹が鳴ってから食事をしたほうがいいのか

それでは、なぜ空腹になってから食事をしたほうが良いのかといいますが、長寿遺伝子というものが深く関係しています。
人間の長寿遺伝子は、、サーチュイン遺伝子というものがありますが、このサーチュイン遺伝子は、普段は眠った状態になっています。

そしてお腹がグーッと鳴るほど空腹になったときにスイッチオンになり活性化されます。
サーチュイン遺伝子が活性化されると、命のロウソクに喩えられる染色体にあるテロメアが保護されます。つまり命のロウソクの長さを維持することが大切なことになりますが、その命のロウソクの長さを維持するには、空腹にしたほうがよく、食事のタイミングも大切な要素と言えます。

夜はおかずだけ

日本人の平均的な食生活をみると、出勤前の朝食は時間がないことからパンに珈琲といったような感じで、ランチは立ち食い蕎麦、そして仕事を終え、帰宅してゆっくりとくつろげる夕食に重いディナーという感じの家庭が多いかと思います。

順天堂大学大学院 加齢制御医学講座教授の白澤卓二先生は、「実践型 新・家庭の医学」という本の中で、健康で長生きをしたいのであれば、「朝はジュース、昼は呈色、夜はおかずだけでいい」ということを言われています。

炭水化物ダイエットというようなことで、極端に炭水化物を控えるという人もいますが、栄養はやはりバランスよく摂ることが大切です。

食生活の中で気を使うところは、抗酸化作用がるフィトケミカルを積極的に摂り、糖質の摂取を抑えるところです。
そのために、午後からも活動するランチには、きちんと栄養バランスが摂りやすい定食を食べ、寝る前の夕食は炭水化物を控えて、おかずだけ食べるというのです。

やせたい人も、夜の炭水化物は控え、おかずだけにすると良いでしょう。

逆にいけない食事とは

逆に、健康で長寿ということを考えると、いけないお奨めできない食事法は、まずは不規則な時間に食べ、夜遅く寝る前に食べるということでしょう。
そして、朝食は時間がないからといって抜いていくのもよくないですし、朝食を抜いたからその分をランチでドカ食いというのもいけません。
夜は遅い時間に、ごはんや麺類をガッツリ食べるというのも、健康長寿を考えると好ましい食生活とは言えません。

炭水化物は摂らないのではなく、夜に控え、昼にとるようにすると良いでしょう。