「名医のTHE太鼓判」で、内臓脂肪を減らす最強食材が紹介されていました。
内臓脂肪は、内臓につく脂肪で、この内臓脂肪がたまってくると、脂質異常症や高血圧・Ⅱ型糖尿病のリスクがあがるだけでなく、心筋梗塞や動脈硬化、ガン、認知症などのリスクもアップしてしまいます。
内臓脂肪を減らす最強食材は〇〇
まずは最初にネタ晴らしをしてしまいますが、内臓脂肪を減らす最強食材は、『もち麦』ということでした。
内臓脂肪はどのぐらいが目安
もち麦の話になる前に、少しだけ基礎知識として内臓脂肪について簡単に説明します。
内臓脂肪の面積は、内臓を輪切りにした時のCTスキャンの映像から、100㎤以上だと危険と判断されます。100㎠の内臓脂肪ということは、約2.6キロの脂肪がついているという計算になります。
番組では、ウエストが1㎝違うと、体重1キロ違うとされていました。
そしてこのウエスト1㎝=体重1キロ、この全てが脂肪だと仮定すると、脂肪1キロを消費するのに必要なのは、7000㎉。フルマラソン3回分が必要ということになります。
内臓脂肪を減らすもち麦とは
もち麦は大麦の一種で、いわゆる麦のもち米版と言えます。
日本では、主に瀬戸内で作られていて、炊くとモチモチするのが特徴です。
なぜもち麦が内蔵脂肪を減らすのか?
なぜもち麦が内蔵脂肪を減らしてくれるのかということですが、食物繊維が豊富ということがあげられます。
もち麦には100gあたり約13gの食物繊維が含まれまれていて、これは
ゴボウの2倍
白米の26倍
レタス4個分
玄米の4倍
押麦の1.5倍
レタス4個分
食物繊維が豊富で、水溶性食物繊維(こんぶ、納豆、にんにく、りんご等に多く含まれる)と、不溶性食物繊維(ゴボウ、かぼちゃ、さつまいも、こんにゃく等に多く含まれる)がバランスよく入っています。
特に水溶性食物繊維に関して言えばトップクラスです。
もち麦に多く含まれているβグルカンは水溶性食物繊維で
- 血糖値の急上昇を抑える
- 脂肪の吸収を抑える
- コレステロール値を下げる
- 腸内環境を改善する
- 水を含むとゲル状になり、後から入ってくる糖分や脂肪の吸収を抑え、からめて排せつする働きがある
といった作用が期待できます。
このβグルカンを豊富に含むもち麦は、便秘の解消や内臓脂肪を減らすといったことを願う人の間で人気になっています。
もち麦について、詳細に記載されているもち麦でやせる! 元気になる! (主婦の友生活シリーズ)は、お奨めです。