太らない食べ方のポイントは糖化防止にあった | 健康トピックス

炭水化物ダイエットなどが流行し、ダイエットのためには炭水化物を極力とらないようにするというようなことも言われ、炭水化物がまるで悪のような言われ方もしています。

炭水化物は必要

しかし、人類の穀物と言われるもの、日本では米、アメリカでは小麦、ドイツではジャガイモ、その他麺類にいたるまで、人間の主食は炭水化物です。

それに、もともと炭水化物、すなわち糖は、体の大切なエネルギーになるものです。
極端に少なくするというのも栄養バランスを考えるとお奨めできません。

ただ、糖を摂り過ぎるのは良くないということは動かぬ事実です。
糖を摂り過ぎると、糖化が起こりそれが過剰に働いてしまいます。

糖化とは

それでは『糖化』とは何かということなのですが、私たちの体の細胞を構成する主な成分は蛋白質になります。
細胞の大部分は蛋白質でできているのはもちろんのこと、酵素や脳の情報伝達物質も蛋白質です。

この蛋白質は糖(ブドウ糖)によって変化してしまいます。この変化のことが『糖化』になります。

なぜ糖化が太る原因につながるのか

糖化が起こるとどうなるのかというと、体の中でそれぞれに働いている蛋白質の働きが悪くなってしまい、体の機能が低下してしまいます。
すると、代謝も落ちてエネルギー消費も滞りがちになってしまい、余分な脂肪が蓄えられるようになり、太りやすい状態となって肥満になっていくわけです。

糖化は体にとって良くない状態をもたらします。
蛋白質からなる脳の神経細胞が糖化するとうつ状態になりますし、血管が糖化すれば動脈硬化を起こしやすくなりますし、血流も悪くなります。
皮膚には蛋白質であるコラーゲンがありますが、このコラーゲンが糖化をすると肌の弾力が失われ老け顔になってしまいます。

糖化を防ぎ太りにくくするにはどうしたら良いのか

糖化は悪いといっても、炭水化物は主食・穀物であり、体のエネルギー源でもあるので、全くとらないというわけにもいかないでしょう。
そこで、炭水化物を全く摂らないのではなく、その摂り方を工夫すれば良いのです。

食事は時間をかけてゆっくりと

食事はゆっくりとり、1回の食事時間は最低でも20分はとるようにします。
よくオフィス街のサラリーマンなんかは、立ち食い蕎麦屋に入ってきて、注文してから店をでていくまでに5分みたいな食べる時間の速さを競っているような食べ方をしたりしていますが、あれは良くありません。
ゆっくり時間をかけて食事をすることで、満腹中枢がしっかりと働き、満腹サインを受け取り、食欲が抑えられることによって食べ過ぎが防げます。

できれば食事と食事の間は6時間

食事と食事の間が短いと、胃の中に食べ物が残った状態で消化によくない上に、吸収された栄養素も燃焼せずに脂肪として蓄えられてしまいます。
食事と食事の間は6時間開けて、就寝3時間前には夕食を済ませておくのが良いでしょう。

ランチを12時にとるとするならば、朝食を朝6時、ランチを12時、そして夕食を18~19時といった感じになり、就寝3時間前には夕食を食べ終わっているのが理想です。