持ち運びに便利で栄養価にすぐれたバナナ | 健康トピックス

バナナといえば、栄養価満点で非常に便利な食べ物です。

ねっとりした食感が苦手という人もいるようですが、速やかなエネルギー補給食品としても重宝されていて、マラソン大会の栄養補給などにも、バナナが用意されていたりします。

超便利なポータブルバナナ

バナナの一番の良さは、栄養素もさることながら、ポータブルで便利なところではないでしょうか。

果物の中で、最も便利な食べ物だと思います。

栗などは茹でたりしないと食べれません。

柿やリンゴですと、まあそのままかじってもいいのですが、通常はナイフで皮をむかなければなりません。

水で洗ってそのまま食べられるというと、ブドウがありますが、一粒一粒食べなければなりませんし、種や皮も出てきます。

その点、バナナは皮をむくだけで、すんなりとむけ、もちろんナイフなんて不要です。

しかも皮の部分を少しむかずに残し、そこを持ったまま、食べながら作業をすることもできます。

さらに、皮をむかない状態で持ち歩きにも便利ですし衛生的です。

スポーツにバナナ

スポーツ選手が口にする果物というと、バナナというイメージがあったりします。

これは、バナナには糖質が多く含まれていて、バナナの果糖・ブドウ糖・ショ糖は吸収されやすく、すぐにエネルギーになります。

さらに、バナナにはデンプンなどの食物繊維も豊富に含まれているので、腹持ちも良くなっています。

バナナの食物繊維であるフラクトオリゴ糖は、腸内でビフィズス菌をサポートして増やし、腸内環境を整えることで、便通を促します。

バナナは1本でご飯半杯分のエネルギーを持っていることから、体が疲れていて食欲ないときや、病後の食事代わりにも適しています。

つまり、スポーツ選手に必要なエネルギー補給ということを考えると、即効性と持続性を兼ね備えた良質なエネルギー源となるわけです。

さらに、蛋白質の代謝を助けるビタミンB6や、優れた抗酸化作用をもつビタミンCも豊富に含まれています。

バナナには、トリプトファンというアミノ酸が豊富に含まれていますが、このトリプトファンは、精神を安定させるセロトニンの合成に大切な役割を果たしています。

バナナのシュガースポット

バナナは熟すと、表面の皮に茶色の斑点がたくさんでてきます。

これは、バナナが熟して食べごろだというサインです。

熟してくると甘味が増し、香りもよくなってきます。

房のつけ根がしっかりしていて、丸みをおびたものが良品とされています。

逆に四角張っているものは、収穫が早すぎていて味が落ちるとされています。

南国産のバナナは低温に弱いため、冷蔵庫で保存すると皮が黒くなってしまいますので注意が必要です。

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