日本人の約8割は歯周病って本当? | 健康トピックス

多くの人が歯科医院は歯が痛くなってから行くものと考えていたりします。

ちょっとぐらい歯に違和感があっても、まだまだ治療の必要もないしということで放置しておいて、実際に日常生活に支障が出てくるほど症状が進んでから受信するという人も珍しくありません、

歯周病は早期対策が大切

歯周病は早期のうちに歯科医院できちんと治療することが大切になってきます。

重症化してから治療を受けることになると、治療費が初期に比べて高額になりますし、治療にも時間がかかります。
さらに抜歯するようなことになれば、一度抜いたり削ったりした歯は二度と元にもどりません。

最近では優れた入れ歯や被せ物がありますが、それでも自分の持っている歯にはかないません。

歯は、食べ物を噛むときはもちろん、言葉を話すときにも実は歯を使っています。だからこそ歯は大切なのです。

歯を失う原因となる歯周病

歯を失うというと虫歯というイメージもありますが、実は虫歯は歯を失う原因の第2位で、歯を失う原因第1位は歯周病なのです。

歯を失う原因は、歯周病と虫歯でおよそ全体の4分の3を占めています。

虫歯は初期のうちにはほどんどめだった症状がありません。

歯周病は、軽い歯肉炎から発症し、次第に進行していき歯槽膿漏となり、やがては歯が抜けてしまいます。
初期の歯肉炎は自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに何年もかけて歯周病が進行していってしまうのです。

日本人の成人の約8割が歯周病

日本人の成人の約8割が歯周病というとショックを受ける人もいると思いますが、ごく初期の軽度の歯周病を含めると、このような数字になります。

歯石の沈着があったり、歯周ポケットがあって軽い刺激で出血してしまうような何らかの歯周病の兆候がある人は、45~49歳では約87%となっているのです。

歯茎に治療の必要な何らかの症状がみられる歯周病患者数は、約9400万人に上るとされています。
つまりほとんどの日本人にとって歯周病はけして他人事ではないのです。

しかし、実際に歯科医院で治療を受けている患者数は約260万人と言われていて、多くの人が実際には歯周病なのに、自覚していないか、気づいていてもそのまま治療しないで放置している状態にあるということになります。

歯のケアは治療ではなく予防が大切

スウェーデンは、80歳の平均残像は数が25本もあります、日本では8020運動のように80歳で20本が目標とされているのに対し、25本が平均というのですから、かなり優秀と言わざるを得ません。

なぜ、スウェーデンの人はそんなに歯の残存本数が多いのかというと、スウェーデンでは1970年第から政府が予防歯科という概念を国民に大きく広めたためだといわれています。

つまり、歯が虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、予防する、初期のうちに治療するという考え方です。
日本でもようやく1992年から8020運動が提唱・推奨され、80歳になっても20本以上自分の歯を保とう、そのためには、定期的に歯の検診などをし積極的に予防していこうということになってきています。