正常眼圧緑内障に効果がある目の特効ツボ | 健康トピックス

緑内障は、視神経が傷んで神経が傷つくことにより視野の一部が徐々にかけていってしまうものです。

通常は、房水の量と目の外にでる抵抗との関係によって目に圧力が決まり、これ眼圧になりますが、この眼圧が高いということは、眼が硬いと言えます。

眼圧が正常でも緑内障

眼圧は正常では10~21mmHgと言われていて、眼圧が高くなると視神経が圧迫されて傷つきやすくなります。

しかし、眼圧が高いから、21mmHgより高いからといって緑内障になるわけでもなく、逆に眼圧は正常範囲なのにも関わらず、緑内障になってしまう場合もあり、これが『正常眼圧緑内障』です。

正常眼圧緑内障の発症メカニズムはまだ明らかにはなっていませんが、眼圧の他、周辺の血液循環の悪化なども発症に影響しているのではないかと言われています。

日本人では正常眼圧緑内障が多く、緑内障全体の7割を占めるとも言われています。

正常眼圧緑内障とツボ

目の特効ツボといわれているものはいくつかあり、目の周りのツボはもちろん、手の親指と人差し指の骨の交わるところの手の甲側にある手の合谷(ごうこく)や、腕を曲げた時に親指側に現れるシワの先端にあたる曲池(きょくち)などのツボは、眼底血流量を増加させることがわかっています。

眼底の血流量が増加すれば、眼底はもちろん、目全体や周辺組織の血行も改善されていき、視機能が高められていきますし、眼精疲労の解消や視力アップにもつながります。

正常眼圧緑内障においても、眼底の血行が顕著に低下すると言われています。

したがって、これらの眼底血流量を増加させる働きがあるツボを指摘することは有効であると考えられています。

正常眼圧緑内障と光明

眼底血流量を増加させる働きは、目の周りや合谷、曲池などがありますが、足にも、合谷や曲池以上に、眼底血流量を改善する働きが強いツボがあります。

そのツボは外くるぶしの先端とヒザを深く折ったときにヒザ裏にできるシワのラインとを結んだ線上に位置していて、この線を16分割したときにしたから5番目の高さの所に位置しています。

目安としては、線分を酸糖分したときにしたから三分の一のポイントのやや下という感じになります。

このツボは、『光明(こうめい)』と呼ばれているツボで、東洋医学では胆経(たんけい)といわれ、肝経(かんけい)と表裏一体の関係にあるツボです。

東洋医学では、目と肝は関係が深いとされていて、胆経にある光明を刺激することで、肝経の流れが良くなり、目の機能も高まるのではないかと考えられています。

西洋医学的に考えると、光明を刺激することで、脊髄を通じて、その刺激が一度脳にまでさかのぼり、脳から顔面神経を介してNO(一酸化窒素)の産生を促し、それにより血管拡張作用が働き、眼底などの血流量が増加するのではないかと考えられています。

光明の刺激の仕方

光明のツボの刺激ですが、外くるぶしの先端とヒザを深く折ったときにヒザ裏にできるシワのラインとを結んだ線上を3等分し、下から三分の一のことろよりやや下で、後方の腓骨の前ヘリで押すと圧痛があるところが『光明』になります。

そこを、つまようじを10本ほど輪ゴムで束ねたもので、トントントンとたたくように30秒~1分くらい刺激します。

皮膚が赤くなってきたら、刺激は十分でしょう。

これを1日数回繰り返します。

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