運動不足のためのランニング | 健康トピックス

新型コロナウイルスで外出自粛などを強いられ、運動不足になっている人も多いと思います。

自粛解除されて、久々出かけてみたが、なんか疲れてしまう、前よりも息切れしやすくなった、体がイメージ通りに動かないなんて経験をしているかもしれません。

基礎体力の低下

久しぶりに外出したら、すごく疲れてしまったのであれば、基礎体力が低下している可能性があります。

高齢者ならもちろん、若い人でも注意が必要です。

人間の筋肉量は、20歳前後をピークにして低下していくと言われています。

どのぐらい筋肉量が低下していってしまうかというと年に約1%ずつ低下していってしまうと言われています。

これは誰もが避けられない現象で、サルコペニアと言われています。

3カ月も運動をしていないと、単純に計算しても約0.25%筋肉量が落ちてしまっているということになります。

イメージ通りに体が動かない

特に高齢になってくると、筋肉量だけでなく、俊敏性、反応能力も衰えていきます。
俊敏性や反応能力については、運動をしていても衰えていってしまいます。

さらに定期的に運動をしていないと、心肺機能も低下していってしまいます。
運動不足になると、代謝量が減り、太りやすくなり体重も増加してしまいます。

若いころは、馬力のあるスポーツカーのような体だったのが、加齢とともに筋肉量が衰えた出力の小さな軽自動車に、重くなった体重つまり重い荷物を積んだようなものです。
これでは、若いころのイメージのように体が動かないのも無理もありません。

軽いランニング

体がイメージ通りに動くようにするためには、筋肉量をつけるとともに、心肺機能を取り戻していく必要があります。
そして体重を減らしていくことです。

そのためには、有酸素運動が良く、いろいろなスポーツ選手がオフシーズンの基礎体力づくりにランニングをするというのもうなづけます。
ケガのリハビリ明けにもランニングをしたりします。

ランニングというと、マラソンなどのイメージがありますが、ゆっくりしたペースでかまいません。

5km程度をゆっくりでいいので休まずに走りきることを目標にすると良いでしょう。
特に、自粛明けで体力も弱っていて、しかもマスクをつけながらのランニング、さらに気温も上昇していく中、体にはかなりの負担がかかってきます。
ひざを痛めないことも大切です。

どうしても無理そうなのであれば、最初は2~3kmから初めてみても良いでしょう。

スピードも、マスクをしてても、余裕で会話ができるくらいの感じで良いでしょう。
あせらず、ゆっくりと体力を回復していくことをオススメします。

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