目覚めて喉が渇いているとき水を飲む前にすることとは | 健康トピックス

朝、目が覚めて喉がかわいているといったことがあると思います。寝ている間は汗をかいていて、その間に失われた水分を補給することは大切なことです。

起きてから水を飲むことは大切なことなのですが、その前にするべきことがあります。

起きた後、水を飲む前にすることとは

起きた時は、睡眠中に汗をかくなどして喉がかわいていることが多く、また起床後に水を飲むのを習慣にするのは、睡眠中失われた水分をすみやかに補給する面でも良いことです。

しかし、起きてすぐに水を飲むのではなく、その前にするべきことがあります。
寝ている間は、唾液の分泌量が減ってきてしまっているので、口腔内の抗菌力が十分な状態ではありません。
起きた直後は、口腔内で雑菌が繁殖してる状態なので、そんな状態の時にそのまま水をすぐに飲んでしまうと、それらの雑菌を体の中に入れてしまうようなものです。

水を飲む前に、口を漱ぐか、歯磨きをして、それから水を飲むようにしましょう。

ドライマウスとは

ドライマウスはまさに現代病と考えられていて、その患者は増え続けているのが現状です。
ドライマウスを放置してそのままにしておくと、歯周病や虫歯、さらには誤嚥下性肺炎といった全身疾患にもつながる可能性すらあります。

ドライマウスはさまざまな原因で唾液の分泌量が低下して口の中が乾燥してくる病気です。

ドライマウスは、糖尿病や腎不全などの病気を介して起こってきたり、薬の副作用で起こってくることもあります。

更年期障害の不定愁訴に悩んで抗うつ剤を飲んだ結果、その副作用からドライマウスになり、唾液が出ないことにストレスを感じるようになり、それがドライマウスの状態をさらに悪化させていってしまうといったこともあります。

ドライマウスが現代病と言われる理由

なぜドライマウスが現代病と考えられているのか、なぜ増えてきているのかについては、ストレス社会は人々に緊張をもたらし、唾液がうまく分泌されていない状態になっていることの他に、食生活も大きく関与しています。

かたいモノよりもやわらかいモノを好んで食べるようになってきている上、咀嚼時間は昔に比べてずいぶん短くなってきています。咀嚼することで唾液の分泌が促されますが、咀嚼時間が短くなることで唾液の分泌も減ってきてしまいます。

唾液は唾液腺から分泌されますが、それを刺激する筋肉が咀嚼時間が少なくなることによって衰えて、唾液の分泌量がますます減ってきてドライマウスの症状が出てきてしまうのです。

ドライマウスになるとどんな症状が出てくるの?

ドライマウスの症状としては、口の中の粘つき、舌の痛み、口臭などがあります。
ひどくなると、パサパサして乾いた食品が食べられない、食べ物をうまく飲み込めないといった症状も出てきます。

放っておけないドライマウス

唾液の中には、リゾチームという抗菌作用がある酵素が含まれていて、それが口腔内の雑菌を繁殖を抑えてくれています。

唾液は口腔内の自浄作用を担っていますが、唾液の分泌が減ることによりその自浄作用が低下し、通常よりも感染症になりやすくなってしまいます。

また特に高齢者の場合は、唾液の分泌低下とともに食べ物を飲み込む能力が低下する摂食嚥下障害から重篤な病気になりかねません。

ドライマウスの改善&予防

口呼吸の人は、ドライマウスになりやすいので、まずは口呼吸を鼻呼吸にする習慣をつけることが大切です。
鼻呼吸にすることで口腔内の乾燥を防ぐことができます。
睡眠時無呼吸症候群などで口呼吸になっている人は、その対策を取るようにします。

また、水分補給をこまめにするなどして、唾液の分泌量を増やすことに心掛けます。
睡眠中は汗などで水分が失われますので、起きたときは水を飲むと良いでしょう。