腰痛なのに脛の内側をマッサージ | 健康トピックス

腰痛はつらいもので、特に慢性的な腰痛の悩みがある人は、症状がひどくなると日常生活ですら支障をきたしてしまうことすらあります。

腰痛の様々な原因

腰痛の原因にはいろいろありますが、大きく分けると、多くの場合、姿勢の影響による負荷増大」、「筋肉のコリ」、「内臓機能の低下」、「メンタル面でのストレスなど心因性原因」が挙げられます。

「姿勢の影響による負荷増大」については、間違った生活習慣や加齢によって、腰を支える筋肉が衰えてしまうことによって起こります。

動くと痛い腰痛

安静にしている分にはそれほど痛みはないのですが、動くと痛む場合、もしくは姿勢を変えることにより痛みがない場合などは、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアといったものが考えられます。

動かなくても痛い腰痛

動かなくても痛い腰痛の場合は、腎臓や尿管などの結石からきているケースが考えられます。そのほか、急性膵炎であったり、腹部大動脈瘤などが考えられますので注意が必要です。

姿勢の影響による腰痛と足

腰痛は、姿勢が悪かったりすると、筋肉が緊張したりこったりすることで起こってきます。

腰痛の予防や再発防止には体の柔軟性を高め、体幹を鍛えることがかなり有効です。
なぜならば、柔軟性を高め体幹を鍛えることにより、腰椎にかかる負担を軽減することができるからです。

特に重要なのが脚の裏側の筋肉と腿の前面の柔軟性を高めることが腰椎への負担軽減につながります。

腰痛と足は深い関係にあり、足の不調は腰に連動しやすいのです。

腰痛のツボというと、腰の周りに多く存在して、脛はあまり腰痛とは関係ないのではないかという感じもします。
しかし、脛の脛骨内側の部分は、中医学では「肝」・「腎」とかかわりが深い部分で、歩行や姿勢維持に際しても大きな影響を与えている部分です。

脛骨内側を揉む

腰痛のツボとして腰の部分にあるツボは、自分ひとりでは押したりマッサージするのが難しい部分です。
しかし、足の脛骨の内側ともなれば、自分自身で簡単にマッサージしたり刺激したりすることができます。
脛骨(けいこつ)の内側に沿ったラインは、親指で指摘をしていきます。足の脛をつかむように、脛骨外側に親指以外の4本の指をかけて、残った親指は、脛骨内側の刺激したい部分に当てます。

そのまま親指を当てたまま手首を返して圧を5秒ほどかけることで、脛骨内側の部分が刺激されます。

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