血圧・血糖・中性脂肪に働く機能性表示食品 | 健康トピックス

最近では、多くの機能性表示食品が販売されるようになりましたが、1つの機能だけでなく、複数の機能性をもった機能性表示食品も多く登場してきています。

しかも複数の機能性といっても、2つのみならず、3つ以上の機能性を有したものもめずらしくなくなってきました。

生活習慣病の原因にもなる血圧・血糖・中性脂肪

日本人の死因の上位を占めるものとしては、ガン・心臓病・脳卒中などがありますが、これらは生活習慣病に含まれます。

だからこそ、生活習慣病が注目を集めているのですが、『生活習慣病』とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与していて、それらが発症の要因となる疾患の総称ということになっています。

つまり、食事・食生活が発症に深く関与しているので、栄養価が高くバランスが摂れた食事というものが大切になってくるわけです。

中でも、高血圧や高血糖、高い中性脂肪といったものは、生活習慣病を引き起こす大きな要因になっています。

そこで、血圧が高めの方へ・血糖が高めの方へ・中性脂肪が高めの方へといった機能をもつ特定保健用食品や機能性表示食品が多く開発されてきました。

特定保健用食品は許可制、機能性表示食品は届け出制となっていますが、そのエビデンスには厳しい基準が設けられています。

血圧・血糖・中性脂肪の3つに働くオリヒロプランデュの機能性表示食品

機能性表示食品の多くは、1つの機能性をもったものが多い中、血圧・血糖・中性脂肪の3つに働くものも販売されているもの増えてきています。

中でも、多く製品を開発しているのがオリヒロプランデュ株式会社で、『賢人シリーズ』といわれるようなものを出しています。

商品名でいうと、「賢人の緑茶」・「賢人の珈琲」・「賢人の食習慣 青汁」などがあります。

これらの機能性表示成分は、難消化性デキストリン・イソマルトデキストリンGABAになります。

イソマルトデキストリンは食後の血糖値の上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇を穏やかにする機能が報告されているので、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適した機能性表示成分になっています。

一方GABAには血圧が高めの方に適した機能があることが報告されています。

血圧・血糖・中性脂肪の3つに働く森永乳業の機能性表示食品

森永乳業株式会社も、血圧・血糖・中性脂肪の3つに働く『トリプルヨーグルト シリーズ』として、機能性表示食品をいくつか出しています。

森永乳業株式会社の機能性表示食品は、トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)難消化性デキストリン(食物繊維)になっています。

機能性としては、トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)には、高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能があります。

一方、難消化性デキストリン(食物繊維)には、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能が報告されています。

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