鼻アレルギーは、スギ・ヒノキ花粉だけじゃなかった | 健康トピックス

花粉の季節、鼻アレルギーで悩んでいる人も多いと思いますが、鼻アレルギーの原因となっているのは、スギやヒノキの花粉だけではありません。
実は、ダニアレルギーにより鼻炎の症状に悩んでいる人も意外に多いのです。
実際にダニアレルギーによる鼻炎に悩んでいる人は全国で2900万人いると言われています。そしてそのダニの中でも代表選手と言えるのがヒョウヒダニです。

ヒョウヒダニの特徴

ヒョウヒダニは、ダニの中でも主流派で、なんと人間の垢が大好物で、驚異的な生命力を持っているのでやっかいです。
体長は0.2~0.5mmで寿命は約3ヵ月。クモやサソリの仲間ですが、刺したり噛んだりはしませんが、アレルゲンになってしまいます。

ヒョウヒダニの特徴は、とにかくしぶといということです。
洗濯して洗い流そうとしても、洗い流せるのは20%ですし、日光になんか当ててもまったく死滅せずほぼ100%生き残っています。

それではと掃除機で吸い取ろうとしても、ダニの死骸やフンは吸い取れても、生きているダニを吸い取ることはなかなかできません。
冷凍しても死滅しません。

ヒョウヒダニをやっつける方法

そんなしぶといヒョウヒダニですが、高温には弱いのです。
50℃で20~30分熱すれば、タンパク質が変性して死滅します。また60℃であれば一瞬にして死滅します。

したがって、家庭用乾燥機やコインラインドリーで加熱をすればヒョウヒダニを死滅させることができます。
乾燥機などではその温度が55℃以上になるので、ヒョウヒダニをやっつけることができます。
毛布やタオルケットなど30分~1時間も入れて置けばOKです。

ただし、素材によっては高温乾燥で傷んでしまうものもあるので、そうしたものについては注意が必要です。
布団については布団乾燥機も使えます。

敷布団に対して布団乾燥機のシートを直角に置いて、敷布団でシートを包むように折り曲げます。そしてその上に掛布団を乗せると、全体的に50℃以上の熱を加えたのと同じような状態になり、こうした状態で1時間おけば、ヒョウヒダニは死滅します。
1年のうちで一番ダニが繁殖しやすい時期は、7~8月で、この時期はきちんとダニを死滅させておくことが大切でしょう。

乾燥機やコインランドリーがなくても方法がある

うちには家庭用乾燥機なんかないし、いちいち遠くにあるコインランドリーまで行くのも面倒だしという人もいるかもしれません。
そんな方は、少し工夫をすることで同じような効果が得られます。

さすがに冬は無理でしょうが、夏の晴れた日などは、炎天下の車内は50℃以上になっていまう。
家の中で一番ダニ対策が必要とされる寝具については、フロントガラスの下に寝具を置いて、表裏書く2時間ほど日光に当てれば、寝具についたヒョウヒダニを死滅させることができます。

布団+枕でダニ対策

人間は1日のうちの1/4~1/3は寝ています。つまり寝具に囲まれているわけです。
しかも寝具は快適な眠りのために適当な温度と湿度が保たれているため、ダニが繁殖しやすい環境にあるといってもいいでしょう。
枕は特にダニが頭皮の匂いに引き寄せられて枕のほうに集まってきたりしているうえに、口や鼻に近いため、特にダニ対策が必要です。

寝具については、乾燥機で加熱したとして安心せずに、掃除機をかけるようにします。
なぜならば、ダにの死骸やフンを取り除いておく必要があるからです。
だいたい1週間に1回掃除機をかけておけばよいでしょう。