目とは関係ないようなトレーニングが目に良い| 健康トピックス

視力や視野の回復に目のトレーニングが行われたりしていますが、目のトレーニングというと、近くと遠くを交互に注視したり、上下左右を見て眼筋とトレーニングしたりというようなイメージを持っているかもしれませんが、そういったトレーニング以外にも、一見、目とは関係ないようなことも有効と言われたりしています。

目の疾患はここが悪くなっていることが多い

目の疾患は、網膜や視神経といったものが悪くなっているのはもちろんですが、多くの場合、目の毛細血管の血流が悪くなっていることが原因で引き起こされていたりします。

目に十分な酸素や栄養が行かないと、目も正常に機能しません。

試しに、目が疲れて視野がかすんだり、ぼやけたりしているときに、冷たい流水で目を洗ったあと、水に濡らしたからしぼったフェイスタオルなどを電子レンジなどで500Wで1分ほど温め、温かいおしぼりのようにして目の上に1分ほどおいてみます。

喫茶店などで温かいおしぼりを目の上においてる人もいると思いますが、あんな感じです。

すると、見え方がスッキリ、はっきり見えてきます。

これは、目の毛細血管が広がり血流が良くなり、眼筋もほぐれたからで、たったこれだけでも、目の血流の改善は、見え方の改善に効果があると実感することができます。

ウォーキングやジャンプは目にいい

なんでただ歩くだけ、跳ぶだけで目にいいのかと思う人がいると思います。

ただ歩くといってもコツがあって、散歩ペースで楽しみながらゆったりと歩き、1日5000歩を目標にします。
5000歩ともなると、1日1時間くらいに相当しますが、15分を4セット、10分を6セットなど小分けにしてもかまいません。

ゆったり歩くことで、血管が開いて結構が良くなり、眼圧も下がってきます。
同生眼科院長の山口康三氏によると、これで1カ月半で視野欠損が回復したという例まであるようです。

ジャンプも1日100回を目安におこなうことで、ジャンプの振動で胃腸が刺激され、全身お血流が改善され、心肺機能が高まり、目に効率的に酸素や栄養が運ばれるようになります。

首ストレッチと口すぼめ呼吸

目の機能を考えるとき、首はネックになります。(別にダジャレではありませんw)

首ストレッチで首の筋肉をほぐすことによって、目の血流が促されます。

両手の平を合わせて、肘は方の高さまで上げます。

頭をゆっくり左に向けるとともに、肘の高さを保ったまま両手を右後ろに引っ張ります、

頭は左、手は右後ろになります。

ゆっくり元の位置に戻したら、今度は頭をゆっくり右に向け、両手は左後ろに引っ張るようにして、逆を行い、これを1日10回ずつ行います。

口すぼめ呼吸は、お腹を膨らませるように意識しながら、鼻から3秒かけていきを吸い、そのあと今度はお腹をへこませることを意識して口をすぼめて6秒かけてゆっくり細く息を吐きだし、これを10回ほど繰り返します。

これをすることで自律神経を整え、緊張がほぐれ、目の血流が改善し、眼圧も下がってきます。

目の毛様体筋は、目のピントを合わせるはたらきをしていますが、ここが緊張していると、目の血液循環が悪くなって、眼圧が上昇したり、網膜の出血につながってしまうので、遠近ストレッチをすると効果的です。

遠近ストレッチは、顔から30㎝先にもった方を10秒見続けて、そのあと6m先の壁にかかった絵を10秒見続けるといったことを交互に10回繰り返します。

本や絵をあげましたが、見る対象は別にこれらにこだわる必要はなく、重要なのは、30㎝先の目標物と、6m先の目標物を10秒ごとに交互に見続けるという点になります。

その他には、片方の手の人差し指を目の前に立てて注視し、そのままの状態で腕をのばしたり、手前に引きつけたりを10回繰り返すトレーニングも有効です。

最新情報をチェックしよう!