注意したい高血圧になりやすい生活習慣 | 健康トピックス

高血圧は、親から受け継いだ遺伝・体質による部分があります。確かに、体に塩分を蓄える働きは遺伝情報によりコントロールされているのですが、その遺伝情報には個人差があって、塩分を溜めてしまいやすい遺伝を持つ人もいて、こうした人が慢性的に塩分を多く摂取していると、血圧は高くなっていってしまいます。

高血圧の原因は、遺伝+生活習慣

高血圧の原因は、遺伝の他に生活習慣があります。遺伝は親から授かったもので、どうすることもできません。しかし、生活習慣なら自分自身で変えていくことができます。

高血圧の原因としては遺伝的要素もありますが、食事や運動などの環境要因も重要です。生活習慣というと、最近では肥満による高血圧も増加傾向にあると言われています。

高血圧を防ぐ生活習慣

それでは、高血圧にならないように注意する点をあげてみます。

塩分の摂りすぎ

高血圧というと、真っ先に塩分の摂りすぎということをイメージする人も多いのではないでしょうか。
ナトリウムが血液中に多くなると、余分に血管に水分を取り込むようになってしまいますので、血管内の血液量が増えてしまい、血圧が上がってしまいます。

運動不足

運動をすることで、手足の筋肉がポンプの役割をして血液循環が良くなります。一方運動不足だと、血流が滞りやすくなり、血圧が上昇しやすくなってしまいます。

禁煙習慣

煙草も高血圧を引き起こす原因と言われています。煙草を1本吸うと、血圧が10~20mmHg上がることがわかっていて、しかもその上がった状態が15分以上も続いてしまうのです。こうなると血管にとっても良い理由がありません。

睡眠不足

睡眠不足をすると、睡眠中に優位になる副交感神経により血圧が下がってきます。睡眠不足となると、起きているときに優位になる交感神経がずっと優位なままで、血管を収縮され血圧を上げてしまいます。

飲酒

飲酒はダメというわけではありませんが、飲酒後1~8時間、血圧がさがっていきますが、その後は逆に上昇することが知られています。

ストレス

ストレスも交感神経を優位にするので、血管が収縮して血圧が上がってしまいます。

神経質な性格

神経質な性格も、ストレス同様に常に交感神経が優位な状態になりやすいので、血管が収縮して血圧が上がりやすくなります。

できれば外食は控え、味付けは薄味で

外食も良いのですが、外食のメニューの中には、結構辛いものや、塩分が多く入っているものもあります。できればそういった食事は避けるようにすることも肝心です。

 

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