最近では、日本語の中にも英語が浸透してきて、受験する人やTOEICなどの試験を受ける人にとっては、なじみの英単語が増えてきたことは、やりやすいともいえます。
今の人は、結構英単語に触れている
特に、ビジネスの世界においては、日本語で言えばいいのに、わざわざ格好つけているのか、あたら英単語を使いたがる人もいます。
東京都知事の小池さんなんかも、英語をよく使う人の良い例かと思います。
おかげで、英語をあまり勉強していない人でも、英単語に触れることができ、そこそこの英単語なら知っているよという感じにもなってきます。
さらに昔からカタカナ英語と言われるように、日常的にもうすでにカタカナになってしまっているような英語があります。
今やグローバル社会になって、日常の会話でもカタカナ英語を使ったり、英単語をまじえて話したりする人が増えたため、一般の人でも結構な量の英単語を知っているとも言えるかもしれません。
気をつけたいカタカナ英語
次の18のカタカナ英語で、そのまま英語にしたら通じないものが5つあります。
どれかわかりますか?
キャリア
キャッシュ・ディスペンサー
ガードマン
レスポンス
オフィシャル
アポイントメント
リタイア
デフォルト
バーコード
シンクタンク
レセプション
ブランチ
アフターサービス
レファレンス
リベート
タイムレコーダー
ベースアップ
ホワイトカラー
それでは、正解をみて見ましょう
○ キャリア ⇒ career
○ キャッシュ・ディスペンサー ⇒ cash dispenser
× ガードマン ⇒ security guard
○ レスポンス ⇒ response
○ オフィシャル ⇒ official
○ アポイントメント ⇒ appointment
× リタイア ⇒ retirement
○ デフォルト ⇒ default
○ バーコード ⇒ bar code
○ シンクタンク ⇒ think tank
○ レセプション ⇒ reception
○ ブランチ ⇒ brunch
× アフターサービス ⇒ after-sales service
○ レファレンス ⇒ reference
○ リベート ⇒ rebate
× タイムレコーダー ⇒ time clock
× ベースアップ ⇒ pay raise
○ ホワイトカラー ⇒ white collar
×がついたカタカナ英語を言っても、通じないということになります。
カタカナは、カタカナ英語とは限らない
カタカナは、外国語の言葉を表したものですが、ついカタカナは英語の発音をカタカナにしたものと思い込んでしまうところがあります。
でも、ドイツ語やフランス語、イタリア語やオランダ語などもカタカナになっています。
つまり、カタカナになっているのは、すべて英語ではないのです。
カタカナ英語をそのまま発音して、首をかしげる外国人
カタカナ英語だから自分の発音が悪いのかしらと思うかもしれませんが、そもそも全然違っていて、単なる発音の問題ではないとう場合もあります。
落とし穴におちいりやすいカタカナ英語
カタカナ英語は日常生活の中でも使われているので、カタカナ英語になっているものの日本語訳を覚えるのはすごく楽ですし、簡単です。
しかし、中にはカタカナ英語と思っていたものを使うと、それは間違っているといった場合があります。
英単語のボキャブラリーを増やすには、カタカナ英語を集中的に覚えると、短期間にボキャブラリーを増やすことができますが、通じないカタカナ英語もあるので、十分に注意することが大切です。
笑い話にならないカタカナ英語の勘違い
最後に、ちょっとした冗談になりかねない笑い話を1つ。
ある女性が、ビジネスシーンで取引先に電話をして、ファックスを送って欲しいと頼むつもりで、
Please fuck me ! と言って、失笑をかってしまったという話があります。
英語が得意な人は、もうおわかりかと思いますが、fuckは、アレをするという意味、つまりPlease fuck me ! は、「ファックスをしてください」という意味ではなく、「私とアレしてよ!」ということになってしまいます。
頼んだ女性は、ファックスは名詞で、その動詞形だから、ファックだということで話してしまったそうです。
fax自体も、スの発音が聞こえず、ファックに聞こえてしまうこともあるので、和英辞典などには、ファックス(fax)は、fucks(性交)と混同を避けるために、faxよりは、facsimile を使ったほうが無難というようなことが書かれているそうです。