ユニークな事前の選択肢クイズ式勉強法 | 賢脳トピックス

事前にクイズをするといっても、選択肢クイズです。

選択肢でないと、その知識を全く知らないと、本当にできませんが、たとえば5択クイズだと、確率的には10問やれば2問は当たります。

クイズでも、全然答えがわからないと退屈なものになってしまいますし、まったく当たらないと面白くありません。

クイズで間違った答えはよく覚えている

クイズ番組を見ていて、その中で選択肢の問題があり、実際にやってみたけど答えを間違ってしまったという経験もあるかと思います。

でもこのクイズの答えって、意外を覚えていたりするものです。
そして間違ってしまった問題ほど印象に残っていて、覚えているものです。

後日、同じようなクイズが出され、選択肢が少し違っていたとしても、覚えていて正解できたりします。

こうしたことを利用すれば、クイズで楽しみながら勉強をしていけるかもしれません。

アフリカの国と首都を覚えてみる

多くの人があまりなじみがない、アフリカの国と首都を覚えるということをやってみましょう
とりあえず、10~15個あげてみます。

ウガンダ : カンパラ
カメルーン : ヤウンデ
ガボン : リーブルヴィル
ガーナ : アクラ
ザンビア : ルサカ

こんな感じで覚えていきます。

次に5択式のクイズ形式で、答えを予想しながら選んでいきます。

タンザニア : チュニス、ドドマ、ロメ、ヤムスクロ、キンシャサ
ジンバブエ : フリータウン、ボルトノボ、ハラレ、ハルツーム、ニアメ
レソト : キガリ、バンギ、ラバト、マセル、モンロビア

ちなみに、上の3問の答えは順に、トドマ、ハラレ、マセルです。

通常どおり、「国名:首都」のペアで覚えていく方法、そして5択の問題にチャレンジするやり方(回答後は正解を確認)の両方で学習をしていった結果、5択クイズ形式で覚えたほうが、10~20%高い点数となったという研究報告があります。

どうして5択クイズを事前にすると記憶率が上がったのか

こう考えると、ものを覚えるときに単に「国名:首都」のペアで覚えるよりも、5択クイズ形式にして覚えていったほうが覚えられるということになります。

なぜこのようなことが起こるのかというと、クイズで答えを推測したことにより、単に勉強して覚えるときよりも、覚えたいという意識が強く働き、正しい答えがより深く脳に刻み込まれるからだとされています。

勉強が退屈になってきたら、今はパソコンの時代。

自分で5択問題をつくることもできます。

エクセルやパワーポイントを使えば、あるいはホームぺージスペースにJavascript や CGI を使ってクイズを載せ、問題や選択肢をかえたり、出題順をシャッフルしたりするなどして工夫することで、勉強をクイズ形式で楽しみ、効率良く覚えていくこともできるかもしれません。

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