勉強のやり方なんて、個人個人違うし、合う合わないがあるから大きなお世話だという人もいると思います。
確かにそうなのですが、一般的に脳科学で言われている効率的なやり方についてご紹介したいと思います。
学習の基本的要素
学習するにあたって、よく言われるのが授業の前に予習を、授業が終わったら復習をということが言われます。
実際に、効率的な勉強の流れとしては、『予習⇒授業⇒復習』の流れがオススメです。
少なくとも、予習・授業・復習というように、3回繰り返しているので頭にも入りやすくなります。
使うツールとしては、教科書や参考書や問題集があります。
まずは、憶えるべきもの、理解しべきものを学習しなければならないので、まず手にするのは教科書や参考書になります。
それをしっかり読んで理解し、重要だと思ったポイントはノートに書きだします。
そして、最後は問題集を使って実践問題に取り組んで、知識を血肉化していきます。
予習の時に、しっかりと教科書や参考書を読んで理解しておくと、授業を受けるときに理解がスムーズになりますし、そこで重要なポイントも押さえやすくなります。
それをノートに書きだすことで効率的に学習できますし、あとで見直したり復習したりするときに効率的に作業を勧められます。
そして、復習のときはざっと見直してから実践問題を解いて、弱点をみつけていけば良いでしょう。
ステップとしては、教科書や参考書で予習して理解 ⇒ 授業で重要ポイントをノートしながら記憶 ⇒ 復習で記憶した内容をおさらいした後に問題集で実践という流れがオススメです。
暗記系のものは範囲を決めよ
暗記系のものは、一つの参考書を決めて、憶えるものをしっかりと決めるようにします。
英単語などの場合は、一冊の単語集を決め、それに集中します。
そうすることで、記憶量の範囲が明確になり、あとどれだけ覚えなければいけないのかが見える化されます。
単語集の選び方
単語集を選ぶときに、評判が良いもの、よく売れているものを使うというのも一つの方法です。
あとは目的にあったものを選ぶことも重要です。
例えば、TOEICテストを受けようとしているのに、大学受験用の英単語集を使っても効率が悪くなります。
また自分のレベルにあった単語集を選ぶことも重要です。
単語集の任意のページをさっと開いて、そこに10個程度の単語が羅列してあると思いますが、その10個の単語のうち半分も見たことがないという単語集であれば、勉強していて苦痛になってしまう可能性があります。
はじめて見る単語を覚えるほど苦痛なことはないからです。
10個の単語のうち半分は知ってる、2~3個は見たことはあるくらいのものがオススメです。
オススメの理由は、未知の単語を記憶するよりも、まずはいったん憶えたり、見覚えがあるんだけど、忘れちゃっているものを憶え直すほうが効率が良く、学習が進みひゃすいからです。