五輪はもちろん、世界選手権など国際的な大きな試合にでてくる選手たちを見ていると、みんなすごい練習をしてきています。
メダリストではないような選手でも、血のにじむような努力を重ねてきているようなことが、たまにテレビのドキュメンタリー番組で放映されています。
そういうのを見るたびに、すごく努力しているんだと応援したくなるとともに、よくそこまでできるなと思ってしまいます。
才能を身に着けるには大変な時間がかかる
よくトップアスリートなどに対して、あの人は才能があったからという言い方がされます。
才能というと、もって生まれた素質で、努力せずにも手に入ったもの、もともと生まれつき持っていたものというとらえ方がされます。
しかし、才能を身に着けるには大変な時間がかかるといいます。
一つの才能を身に着けるには、一万時間以上はかかるというデータもあるらしいのです。
さすがに、何でも極めるレベルまでいくとなると、そのぐらいの努力が必要になるのでしょう。
一万時間というと、毎日3時間取り組んだとしても、10年以上かかる計算になります。
なんでも極めるまでは10年ということでしょうか。
才能を開花させるためには、日々、集中してトレーニングをしなければいけないことになります。
才能開花のためには忍耐も
大きなことを成し遂げるには、いかに集中力を保ち続けるかというのは大きなポイントになってきます。
こうして、集中力をずっと切らさないでいるということは難しいことです。
昔のスポコン漫画のように、歯をくいしばって頑張るような時代でもなく、たとえそのようなことをしても、人間、そんなに集中力が続くものではありません。
集中力を持続させる3つの工夫
スポコンのようにしないで、どうやって集中力を持続させていったらよいのでしょうか。
その1つは、メリハリです。
仕事でもそうですし、勉強でも練習でもそうなのですが、1時間集中した後、10分の休憩を取り、また1時間集中するといったことを繰り返します。
人間、2時間もぶっ続けて集中力を持続させようとしても、よほど興味があって好きなことでもない限り難しいでしょう。
2つめのポイントは、3つの仕事や練習を並行して行うとよいのです。
仕事であれば、仕事Aを1時間したら、10分仇英して、今度は仕事Bを1時間。さらに10分休憩したのちに仕事Cにとりかかるのです。
特に1日同じ仕事ばかりしているとペースが落ちてきてしまうという飽きやすい人には有効です。
最後3つめは、オフタイムの充実です。
つまりオンとオフを切り替えるのです。
オフタイムを充実させることで、オンタイムに集中できるものです。
ご褒美みたいなことがあれば、オンタイム、練習を頑張れます。
多くのアスリートも、自分に対してのご褒美や気分転換をやっていたりします。