世の中には、巨万の富を稼ぐトレーダーがいます。
こうした人たちには、その手の指にとある特徴があると言われています。
トレードの成功率がわかるとある手の特徴とは

株の取引きが上手かどうか、手の指のとある特徴をみればわかるという研究結果がでています。
どこでみるのかというと、まず自分の手をじっと見てみてください。
そして、人差し指と薬指の長さに注目してください。
人差し指と薬指、どちらが長いでしょうか、また長さに差があるならば、どのぐらい差があるでしょうか。
これは人によって違ってきます。
これは、ケンブリッジ大学のコーツ博士らによって行われた研究で明らかにされています。
ロンドの個人投資家49名を集めて、指の比率と株取引における年間損得額を比較した結果、薬指に対して、人差し指の比率が小さければ小さいほど、収入が多いという結果が出ています。
つまり、薬指に対して人差し指の比率が小さい、つまり薬指に比べて人差し指が短く、さらにその差が大きい人ほど、ビジネス現場で長くサバイバルできたというのです。
<参考>
Proc Natl Acad Sci U.S.A 106:623-628
Coates, JM, Gurnell, M.Rustichini, A.Second-to-fourth digit ratio predicts success among high-frequency financial traders.
コーツ博士らの論文によると、人差し指と薬指の長さがほぼ同じ人に比べ、その比率が0.93前後と低比率だった人は、なんと11倍以上の差が出ていたというのです。
指の長さはホルモンと関係が深い
指の長さは、胎生期に浴びた男性ホルモン(テストステロン)の量が反映されています。
テストステロンは、退治の指の先端で『hox系遺伝子』の発現を促し、人差し指を短くします。
そしてこのテストステロンは、脳の発達にも影響を与え、こうしたテストステロンを胎生期に多く浴びた場合、自信に満ちたタイプになります。
つまり、危険を好み、粘り強く調査し、注意深く、反応や動作が早くなる傾向があり、数学が得意なタイプになることが多いのです。
また、サッカーやラグビーといったスポーツ競技においても好成績を残したりします。
株取引とテストステロン脳
株取引の現場では、常にさまざまな情報が高速で飛び交ういわば戦場です。
こうした場合、単に正確な数値計算ができれば良いというのではなく、瞬発力や注意力といった、スポーツ系に必要とされる要素も必要になったきます。
人差し指が短い人は、子どものころの発達期にテストステロンを多く浴びていて、その結果、投資家に向いているということになるのです。
そして、人差し指が短いということは、テストステロンの影響を受けているということから、人差し指が短い人は、女性よりも男性に多いということになります。