日本語を英語に治すとき、えーと、これはどの単語を使ったらいいのだろうかと悩むことがあるかと思います。
日本語にすると同じでも、英語にすると微妙なニュアンスの違いがでてくるものもあります。

洋服が合っている合っていないは何を使う?
洋服が合っているといっても、サイズがぴったりなのか、色や柄、デザインなどが似合っているのかで違ってきます。
彼女のドレスは彼女の体に合っていない(サイズが合っていない)
Her dress dosen't fit her.
彼女のドレスは彼女には似合わない(色やデザインが合わない)
Her dress doesn't suit her.
fit は、型やサイズがぴったり合うという時に使います。
ちなみに試着室は、サイズが合うかどうかを試すところなので、a fitting room と言います。
suit は、色・柄・デザインなどがぴったり合う、似合っているという時に使われます。
match も、似合うというようなニュアンスで使われます。
何をどのように集めるかで違ってくる?
集めるという言葉も、シチュエーションなどで使いわけられます。
集めるというと頭に浮かんでくるのが、collect と gather かと思います。
collect はある目的のために、注意深く選んで集めるというニュアンスが含まれtいます。
芸術品のコレクターというのも、自分が興味があるものを集めるという目的のために、慎重に選んでいるので、はやりcollectorとなります。
一方、gather は散在しているものをかき集めるというニュアンスがあります。
彼は切ってを集めている
He collects stamps.
彼女は貝殻を拾い集めた
She gathered shells.
疑い方が違う、doubt と suspect
疑うというと、doubt と suspectが頭に浮かんでくる人も多いと思います。
次の2つの文は、動詞であるdoubt と suspect 以外は全く同じになっています。
しかし意味的には全く逆の意味になってしまいます。
私は、彼が車を盗んだというのは疑わしいと思います。
I doubt that he stole the car.
私は、彼が車を盗んだのではないかと思います。
I suspect that he stole the car.
例文からわかるように、doubtは、~ではないらしいと疑うというように、車を盗んだことに対して否定的なニュアンスになっています。
逆にsuspectは、~であるらしいと疑うというように、車を盗んだのではと嫌疑をもっていることになります。
日本語にしてしまうと、「疑う」という言葉でも、使い方をしっかりと理解していないと意味が逆になってしまいます。