英単語に限らず、ものごとを覚える場合、何と何をつなげて覚えていくのかということが大切なも問題になってきます。
覚えるときは何と何をつなげるのかを意識
受験勉強にしても、資格勉強にしても、覚える多くのものは、〇〇〇:□□□という1対1、つまり何と何をつなげるのかというパターンのものが非常に多いと思います。
たとえば、いろいろな国の首都を覚えるとしても
イギリス:ロンドン
フランス:パリ
ドイツ:ベルリン
スウェーデン:ストックホルム
ノルウェー:オスロ
フィンランド:ヘルシンキ
デンマーク:コペンハーゲン
アイスランド:レイキャビク
というようになります。
英単語のスペルと音
英単語のスペルをみて、きちんと発音できるのも、英単語のスペリングと、英単語の音をつなげているからです。
英単語のスペリングという目からの刺激に対して、英単語の音を発音することで、その英単語のスペルの発音を覚えていきます。
しかし、この場合、結びつけているのは、英単語のスペルと発音であって、いくらこれを練習しても、永遠に英単語をみて日本語訳を想起できるようにはなりません。
当たり前です。日本語訳を思い出す練習をしていないからです。
英単語と音をつなげる
英語の学習で、英文の大意をつかみたい、英文を訳したいと思ったとき、必要となるのは英単語を見て、その日本語訳がわかるようになることが求められます。
この場合、英単語をみて、日本語訳がでてくるような練習をしなければなりませんが、2つの方法があります。
英単語のスペルをみて、日本語訳そのもののイメージをするか、日本語の意味を結びつかるかです。
もちろん、日本語訳をすぐにイメージでき、英単語のスペルと結びつけることができるのであれば、それにこしたことはないと思います。
しかし、英単語のスペルを見ながら、日本語訳のイメージをするというのは、結構難しいものです。
そこで、1つの方法として、英単語をみながら日本語訳を口に出して言ってみると良いでしょう。
英単語を見て、隠しておいた日本語訳を言います。
もし、日本語を英語に直したい場合は、その逆をやればいいのです。
つまり、日本語訳を見て、隠しておいた英単語を言うのです。
comprehend:理解する
donsist:~からなる
contrast:対比する
といった場合、comprehend という英単語のスペルを見て、「理解する」と発音するのです。
すると、comprehend という英単語のスペルと、「理解する」という日本語訳の音がつながります。
もし、日本語から英語を思いだす演習をしたければ、この逆をやればいいのです。
「理解する」という日本語をみて、comprehend と発音いてみればいいのです。